ゆがんだ論法に歯止めを! 「マンガ嫌韓流」と現代のレイシズム
季刊「前夜セミナー」で有識者らマンガを批判
マンガ「嫌韓流」は、昨年9月に発売された。今年2月には、続編「嫌韓流2」を発売。
両マンガの売れ行きは、発売から1年足らずで67万部を超えたという。マンガの裏表紙には「…各社から出版拒否された問題作、ついに解禁! マスコミが伝えない、真の韓国が明らかとなる!」と銘打っている。一言でいうと、このマンガは朝鮮民族を徹頭徹尾に否定、嘲笑し、日本民族を優位に置く人種主義、国家主義の本であり、とうてい容認できないものである。
季刊「前夜」では、同書を「レイシズム(人種主義)の書」であると指摘。こうした本が広く流通し、かつ好意的に受け入れられている現代日本の状況を危惧している。
「前夜」では、差別言説への具体的、理論的批判を同時に深めようと1日、第1回日本の植民地主義と朝鮮「『マンガ嫌韓流』と現代のレイシズム」と題し、セミナーを催し約50人が参加した。
セミナーではまず、同志社大学専任講師の板垣竜太さんが講演。さらに2部のセッションでは、板垣さんとともにジャーナリストの山口正紀さん、「前夜」運営委員の鄭栄桓さんが出演し、メディアの現状批判と歴史認識の歪みについて、それぞれの立場からコメントした。
朝鮮植民地期の社会史が専門の板垣さんは、①「嫌韓流」の人種主義-国民主義、②受容/欲望の構造、③人種主義-国民主義の解体に向けての見解を述べた。
マンガの中では、目がつりあがって、よくどなり、わめく朝鮮人が描かれている。同氏は、マンガで描く朝鮮人のキャラクターは「ステレオタイプ化」していると指摘し、ゆがんだ論法で読者を引き込んでいると述べた。
さらに同氏は、この問題をことのほか重視したのは、国連人権委員会のドゥドゥ・ディエン特別報告官であると述べた。05年7月、日本を公式訪問した同報告官は、翌06年1月、国連人権委に提出した報告書に「嫌韓流」などの作品について「文化的、歴史的性質を有する差別」だとして、「若い世代向けのメディアおよびその他のコミュニケーション手段において、朝鮮人、中国人への強い差別意識が存在することも見出した」と強い警鐘を鳴らした。
板垣さんは、「嫌韓流」などの動きに歯止めをかけさせる今後の具体的活動について、①ブックレットの作成、②ウェブサイトの作成などが効果的であるとの見解を示した。(李東浩記者)
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/06/0606j0710-00002.htm
>目がつりあがって、よくどなり、わめく朝鮮人
<丶`∀´>←かわいいじゃないか。何が気に入らないんだ。