今日のネタはテポ丼ばかりで、どう纏めた物か。
技術力の無さを世界に広めて何がしたいのかさっぱり分かりませんが、こういう脅威もあるようです。
推進装置分離せず本体落下=「完成度低く、逆に危険」-北朝鮮ミサイル・防衛庁
北朝鮮によるミサイル発射で、防衛庁は5日午後も、海上自衛隊のイージス艦と電子戦データ収集機EP3を日本海とその上空に出動させ、厳戒態勢を継続している。同庁は、米偵察衛星の画像などから、発射されたテポドン2号は、ブースター(推進装置)部分が本体から切り離されないまま日本海に落下した可能性が高いとみている。
防衛庁によると、米軍の偵察衛星が5日撮影した画像では、5月上旬から監視していた北朝鮮ミサイル基地の発射台からテポドン2号が見えなくなった。今回発射し、失敗した3発目とみられる。同庁は護衛艦を出動させ、落下物の捜索を続けている。
同庁幹部は「燃料系統の不具合で失速したのか原因は分からないが、いずれにせよテポドン2号の完成度が低いことが証明された。どこに落下するか予測できないという意味では、テポドン1号より危険度は逆に高い」と指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000094-jij-pol
案の定ロシアに落っことしてしまったらしく、ロシアでも大騒ぎ。
露外務省報道官「ミサイル発射、信頼構築に反する」
【モスクワ=金子亨】インターファクス通信によると、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて、ロシア外務省のミハイル・カムイニン報道官は5日、「北朝鮮の核開発計画をめぐる情勢を複雑化させる挑発行為だ」と非難した。
報道官はさらに、「ミサイル発射は(朝鮮半島)地域における信頼構築の動きに明らかに反する」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000113-yom-int
怒ってますねえ。
着弾の影響は?ナホトカ市民、北朝鮮総領事館に殺到
タス通信は5日、北朝鮮が発射したミサイルが近海に着弾したロシア極東・沿海地方のナホトカで、説明を求める市民らが市庁舎や北朝鮮総領事館に押しかけるなど、不安が広がっていると伝えた。
数十人の市民がコステンコ市長代行の執務室に行き、「住民に危険はないのか」と不安を訴えた。同代行は、ミサイル発射は演習であり実弾を装着していないので危険はないと答えたという。
また、市民らが北朝鮮総領事館の敷地に入ろうとしたため、同市は警備強化を指示した。
ミサイル発射の報道を受け、市長代行を長とする非常事態委員会を招集。同代行は、いかなる状況にも対応できるよう救急隊員らに要請するとともに、事態の詳細が明らかになるまで職場にとどまるよう、すべての市職員に命じた。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/8893/
>ミサイル発射は演習であり実弾を装着していないので危険はない
そういう問題じゃ無いだろう。
で、ロシアは10発発射されたと言っていますが
北朝鮮ミサイル:ロシア軍参謀総長「10発発射」と言明
【モスクワ杉尾直哉】インタファクス通信によると、ロシア軍のバルエフスキー参謀総長は5日、「(北朝鮮の)ミサイルが発射されたことは、我々の監視手段で確認された。さまざまな情報によると、10発が発射された。さまざまなクラスのミサイルだったとの情報もあれば、すべてのミサイルが大陸間(弾道弾)だったとの情報もある」と語った。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060706k0000m030105000c.html
落っこちた場所も正確な情報が得られているわけでは無い様で。
5日東京株式、北朝鮮ミサイル発射で日経平均反落・地政的なリスクが意識される
【テクノバーン】(7/5 17:00)5日の東京株式市場は下落。日経平均株価は前日比114円56銭(0.73%)安の1万5523 円94銭で取引を終えて5日ぶりに反落した。
北朝鮮は5日午前3時30分過ぎから午前8時過ぎにかけて合計6発の弾道ミサイルの発射を行ったことが懸念材料となり、日本市場の置かれている特殊な地政的なリスクが噴出したことが株価の下落要因となった。
日本政府は北朝鮮がミサイル発射を行えば国連制裁決議などの圧力をかけていく考えがあることを示しており、今後、極東情勢の緊張がエスカレートしていくのではないかといった懸念感が市場で強まってきている。
ただし、今のところ、その影響は限定的なものに止まっており、ミサイル発射を受けてパニック売りになるといった事態とはなってはいない。ミサイルの着弾点が稚内の西南西550Kmと本土からはかなり距離があることや米国政府筋の情報として長距離弾道ミサイル「テポドン2」は発射後35~40秒で失敗したとの見解が伝わったことが安心感を誘った。
市場ではミサイル発射を受けて今晩の米国株やシカゴ日経平均先物などがどういった反応を示すかが注視されており、まずは今晩の米国市場での外国人投資家の対応を見てから今後の売り買いを決定したいといった動きが強そうだ。
市場での様子見ムードの拡大を反映して東証1部出来高は15億2386万株、売買代金は1兆8090億円で共に薄商いとなった。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read?f=200607051700
せめて情報だけでも、きっちりしたものを得られる体制が必要だよね。