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自民総裁選 おもしろくなってきた 自民党総裁選が4カ月後に迫り、党内がざわめいてきた。 最大派閥を率いる森前首相が候補者の一本化調整はしないと表明し、同派に属する人気ナンバー1の安倍晋三官房長官と、第2位の福田康夫元官房長官がぶつかりあう可能性が出てきた。 両氏が争えば、森派は事実上、分裂する。逆にどちらかを降ろせば、多くの国民は肩すかしの思いだったろう。自民党の古い談合体質が復活したかと、愛想をつかしたに違いない。 森氏はいまでも一本化に未練がありそうだ。だが、小泉首相が派閥次元で候補を調整する時代ではないという流れをつくり、「古い自民党」の代表選手にされかねなくなった森氏はさじを投げざるを得なかったのだろう。経緯や本音はどうあれ、その決断を歓迎したい。 安倍、福田両氏とも、総裁選への立候補を表明しているわけではない。それでも最近は、意欲満々であることをうかがわせる。 安倍氏は先月末、英フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューを受け、記事は大きな写真とともにアジア版の1面トップを飾った。首相には若すぎるとの見方に対し、ブレア英首相を引き合いに出して「ブレア氏は私より1歳年上だが、すでに引退が近い」と語った。 一方の福田氏は、外国訪問を重ねて外交面での存在感を強調している。父の福田赳夫元首相がかつて提唱した「福田ドクトリン」をリニューアルして、アジア外交の基本構想をつくりたいという。外交が総裁選の最大の争点になると踏んでのことだろう。 靖国問題では2人の立場は対照的だ。安倍氏は参拝を繰り返す首相に沿った考え方だし、福田氏は否定的だ。 台頭する中国に対し、強気の姿勢を貫くか。協調的な枠組みを目指すのか。どちらが日本の利益にかなうかという、基本的な対立が底流にある。「同じ派閥だから」というだけで一本化をめざすこと自体が、そもそもおかしな話だった。 アジアで孤立を深める日本に対して、米欧をはじめ世界から厳しい視線が注がれる。今回の政権交代はこれまでになく注目されているのだ。 かつての総裁選といえば、派閥の合従連衡が勝敗を分け、政策は二の次、三の次にされるのが通例だった。「数の力」だけが物をいった。 その意味では、外交などの政策が大きな争点となり、対照的な構想を掲げる候補者が相争う展開は今の時代にふさわしい。政策本位で2大政党が政権を競う小選挙区制時代の、新しい総裁選のさきがけと言えるかもしれない。 立候補に意欲的な麻生太郎外相や谷垣禎一財務相らはどう出るのか。だれが手を挙げるにせよ、政策を軸に党内グループを再編成するいい機会ではないか。 内政でも財政再建のあり方、社会保障の再構築、改革路線のひずみの修正など、対立軸は明らかなのだから。 http://www.asahi.com/paper/editorial20060513.html#syasetu2