嘘を付く、隠し事をする。
あまり誉められないこれらの行動には、必ず理由があるものだ。
隠さなければならない理由があるのだから、当然ばれないように必死になる。
ちょっとでもばれる可能性が出てくると、過剰に反応したりして。
しかし隠し事というものは、暴こうとしなくても、偶然に知れてしまったり。
パンドラの箱の中身。
本人には重大な事でも、他の人間には生ぬるーく心に留めて置く程度の事だったりして。
他人から見て大したものではなくとも、知られた側は秘密を守ろうと必死になる。
その気持ちは分かるがね。
その為に衆人の前で罵倒したり、謀略でもって嵌めたり、嫌がらせで出て行くように仕向けたりするのはどうなのよ。
ネットで作り上げたキャラがそんなに大切か?
架空のキャラの評判は、それほどまでして守らねばならぬものなのか?
論客?人格者?
はいはい、わろすわろすだね。
知る事になった箱の中身に、私が思ったのはそんな事だった。
嘘を付いていた。迷惑をかけられた。あるいは単純に嫌いな人間だ。
こんな理由で仕事が出来ないなんて事言ってたら、世の中なんにも回っていかない。
それが分からないってのは、もう馬鹿としか表現できない。
自分を生ぬるーく思っている相手と付き合わねばならないのは嫌だろうけれど、それは自分の行いの代償だ。
逃げるなよ!!
隠しごとが無いのは強い。
変な企み事をしないのは強い。
物事は単純な方が上手くいくんだよね。
さて話は少し変わって。
レッテル張りは得体の知れない相手に形を与え、安心する為の物である。
この考察に少し付けたしたい。
アホな連中の大事な箱を、鷲とか虎とかピラニアとかワニとかがよってたかってひっくり返して遊んでいる。
当然暴かれている方は必死なって守る。
その行動の中で、レッテル張りは相手の評判を貶め、意味なきものにしようとする防衛行動である、と。
…そう言えば鷲と虎はどっちがどっちなんだろう。