韓国に嫁入りした日本女性たちの韓日交流
独島(日本名竹島)と日本の歴史教科書歪曲問題などにより韓日関係が硬直している中、韓国に嫁入りした日本女性たちが民間レベルの韓日交流事業を3年間静かに続けている。京畿道平澤市で「韓日文化交流会」を作り、活動しているカワモトヨウコ(48)会長など日本出身の主婦たちだ。
3 日午前、平澤市西井洞の韓日文化交流会事務所に日本人女性たち8人が集まった。全員が韓国人男性と結婚し、韓国に移り住んだ主婦たちだ。平沢地域に住んでいる日本人女性40人余は2003年6月、「何か意義のあることをしてみよう」と思い立ち、韓日文化交流会を発足した。最初は「日本人女性が韓国ででしゃばっている」と非難されることを恐れ、注意に注意を重ねたという。
交流会は毎週2回、「日本語教室」を開き、韓国人に日本語会話を教えることから始めたが、これさえも周りの反応をうかがいながらのことだった。カワモト会長は「私たちは心から韓国と日本の関係が改善することを願っているのに、私たちの祖先の歴史が足かせとなり、積極的に動くことができなかった」と当時を振り返る。
しかし日本女性たちが教えてくれる日本語講座は平沢地域で口コミで広がってどんどん有名になり、ついには遠く天安からも習いに来るほどになった。日本語講座が良い反応を得ると、交流会は韓日間の理解を深めるため、活動範囲を広げた。松山市など平澤市と姉妹血縁を結んでいる日本の機関や団体が韓国を訪問するたび、ボランティアで通訳を買って出たり、1年に1度ずつ平澤市住民を集めての日本観光案内や地域の養老院や保育施設でのボランティアなど活動範囲は幅広い。交流会には韓国人の加入者も増え、現在は会員の数が110人にまで増えている。
もちろん、微妙な韓日関係の中、日本人であるがゆえに持つ悩みも多い。しかし全員が韓国で韓国人の子どもを産み育てる「母」たちだ。10年以上韓国で暮らしているため、今では近所の奥さんたちと一緒にカラオケにも行き、キムチがなければご飯が食べられないほどの「韓国人女性」になっているという。
交流会は来月で創立3周年を迎える。今年からは地域内のボランティア活動も大幅に増やし、元慰安婦の女性たちが暮らす京畿道広州の「ナヌム(分け合いの意)の家」にも大げさにならぬよう訪問する計画だという。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/05/09/20060509000053.html
>元慰安婦の女性たちが暮らす京畿道広州の「ナヌム(分け合いの意)の家」にも大げさにならぬよう訪問する計画
実行したら間違いなく批判される事を宣言しておこう。