「首相は靖国参拝再考を」経済同友会が提言.
≪11人が反対、異例の多数決に≫
経済同友会は9日、首相の靖国神社参拝について「再考が求められる」とした、日中関係に関する提言を発表した。ただ、靖国参拝に関する表記をめぐっては出席した幹事の間でも意見が割れ、同友会では異例の多数決採決となった。
提言は「日中両国政府へのメッセージ」と表題がつけられ、政治、国民感情の両面で悪化している両国関係を改善するため、相互理解の促進、相互交流の促進など4つの提言を盛り込んだ。
この中で首相の靖国神社参拝について「首脳レベルの交流を早急に実現するうえでの大きな障害」と位置づけ、この問題を「主体的、積極的に解決すべきだ」と指摘。小泉純一郎首相の参拝目的である「不戦の誓い」は「日本国民に広く支持される」とする一方で、「政教分離の問題も含めて適切か否か、日本国民の間にもコンセンサスは得られていないものと思われる」として「総理の靖国参拝の再考が求められる」と明記した。
この表現をめぐっては提言を採択する幹事会で「この時期に公表すべきではない」「靖国参拝の再考など促すべきではない」などの意見が出たため、全会一致をあきらめ多数決を実施。出席した約70人の幹事のうち11人が反対したが、賛成多数で採択された。
北城代表幹事は、小泉首相が昨年10月17日に平服で靖国神社に参拝した際には「適切な対応」と評価したが、今回は「平服で参拝した努力が中国側の十分な理解を得ていない」と提言に賛成した。提言のとりまとめにあたった勝俣宣夫・中国委員長(丸紅社長)は「政治関係が悪いと、いずれ経済にも影響が出る」と早期の関係改善の必要性を強調した。
http://www.sankei.co.jp/news/060509/kei079.htm
この提言がこちら
今後の日中関係への提言-日中両国政府へのメッセージ-
(一部抜粋)
第一の首脳レベルでの交流を早急に実現する上で大きな障害となっているのは、総理の靖国神社参拝問題である。この問題については、わが国が国際社会の中で占めている重要な地位と担っている責任に鑑み、自らの問題として主体的かつ積極的に解決すべきことであると考える。
しかし、「不戦の誓い」をする場として、政教分離の問題を含めて、靖国神社が適切か否か、日本国民の間にもコンセンサスは得られていないものと思われる。総理の靖国参拝の再考が求められると共に、総理の想いを国民と共に分かち合うべく、戦争による犠牲者すべてを慰霊し、不戦の誓いを行う追悼碑を国として建立することを要請したい。
http://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2006/pdf/060509.pdf
これを全部読んだ感想
村山談話撤回しちゃダメ?
「アジア外交重視」なんか要らないよ。そもそも東アジア諸国の一員ってのが嫌なんだから。
別に慰霊碑作ったって、靖国参拝は出来るし。誰にも止める権利は無いし。
何で国民の税金で中国人留学生を養ってやらなくちゃいけないんだ。
ってことで、あまり同意できず。