【噴水台】イメージメーカー
米国歴史上、大統領に最も近く、影響力が大きい女性。 ホワイトハウスのあらゆる会議に出席できる権限が与えられた人物。昨年発刊された『Bush women』でこのように描写された人物は? ファーストレディーのローラ・ブッシュではない。コンドリーザ・ライス国務長官でもない。 主人公はカレン・フューズ(49)。 職級は次官であり、国務省で対内外広報を担当している。有力メディアの評価もこの本と別段差はない。 韓国ではあまり知られていないが。
フューズは「テキサス師団」の核心。カール・ロブ・ホワイトハウス秘書室副室長とともに、「テキサスカウボーイ」ブッシュを州知事に、大統領にした一等功臣だ。4回連続で選挙の広報戦略を担当し、不敗神話を築いた。 フューズは公報参謀以上だった。「あなたが一緒でなければ私は出馬しない」。ブッシュは彼女の確答を受けてから2000年の大統領選出馬を決めた。フューズは当時、ブッシュの自叙伝『ジョージ・ブッシュ 私はアメリカを変える(A charge to keep)』を執筆しながら、超保守ブッシュのイメージを温情的保守主義者に変身させる。 昨年9月。彼女がホワイトハウス顧問を離れて3年ぶりに国務省次官に就任する時、ライスはブッシュにこう話した。「あなたの腹心であり友人の就任式に出席してくれたことを感謝する」。
フューズには特別任務が与えられた。 イラク戦争以降に急落した米国の対外イメージを押し上げることが最初だ。全世界に広がった反米感情を鎮めることだ。ブッシュは2001年の米同時テロ直後、伝説的な広告専門家シャルロット・ビアーズを広報次官として迎えるが、彼女は意欲を出せなかった。その後任も同じだった。 もう一つの任務は米国式価値のマーケティング。 ブッシュ2期目のドクトリンである自由と民主主義の拡散だ。
フューズは今、地球村を駆け回っている。中東から東南アジアへ、中米から南米へ。 米国のイメージ改善に役立つと考えられる行事には顔を出して要人と会う。赴任地がない世界大使だ。「ここを離れた後、現地人1、2人とずっと接触できれば、それを成功と見なす」。就任直後、中東歴訪を終えて明らかにした所感だ。中東では警戒心も強い。 タンクを後ろに隠した女丈夫の微笑外交ではないのかと。
最近、韓国の対外イメージが一気に高まっている。 小さいながらきらきらと輝く国、と見られている。 われわれ自らも驚くソフトパワーのおかげだ。 こういう時に対外広報・文化外交に拍車をかけ、散在した組織を整備すればどうだろうか。 それこそ、できるだけ早く。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=74186&servcode=100§code=120
フューズと、きらきらと輝く韓国と話が全く繋がってません。