■大田~巨済島間の鉄道の早期建設が切実
晋州・統営・咸陽・泗川・山清・固城・巨済の慶尚南道西部7自治体が、大田~晋州間の鉄道の早期建設を建設交通部(訳注:日本の国土交通省に相当)に建議した。大田~茂朱~咸陽~晋州~統営~巨済を繋ぐ鉄道は、2020年完工計画や国土均衡発展を考慮すると早期開通が切実だ。大田~巨済間は、全国5大後進地域の1つに入るほどに立ち後れている地域だ。大田~巨済間の鉄道建設は、晋州など慶尚南道西部地域が飛躍的に発展する契機となるという点も見逃すことができない。
大田~巨済の220km区間の鉄道建設費は約3兆3000億ウォンと予想される。鉄道が建設されれば慶尚南道・全羅北道・忠清南道・大田など4ヶ市・道の11ヶ市・郡を通る。南北内陸の国土均衡発展と地域間の統合の効果も見込まれ、智異山・徳裕山・閑麗地域など該当地域の開発も大きく促進することができる。何より、夢の建設と思っていた人類史上最長・最大の建設規模になる韓日海底トンネルが視野に入ってくる。巨済~対馬~日本間の200km以上の区間での海底トンネル建設に備え、大田~巨済間の鉄道の早期着工と完工が求められる。韓日海底トンネルが建設される際には、巨済地域に乗換えセンターや連結する鉄道網などの建設が必ず必要となる。巨済総合乗り換えセンターは、21世紀の北東アジアの物流基地となると同時に、ヨーロッパとの国際鉄道連結も可能になる。
大田~巨済間の鉄道建設事業は今や地域の最大懸案事業になった。その上、現在慶州~釜山の軸が中心となっている産業開発を、南部内陸側へ分散させることができるなど、国土均衡発展に多大の寄与が期待される。実のところ大田~巨済間の鉄道建設は従来の金泉~晋州間を路線だけ変更したものであり、慶尚南道西部にとっては100年来の宿願事業に他ならない。遠い将来を考えれば、誰が見ても大田~巨済間の鉄道建設の必要性は認められる。巨済まで鉄道が開通すれば、巨済~釜山間の巨加大橋を通じて京釜線の補完鉄道としても活用されることができる。私たちが望むことは、急いで事業計画を仕上げ、国土の最大交通大動脈になる大田~巨済間の鉄道建設を早期に実現することだ。
http://www.gnnews.co.kr/view.php?section=SEAA&no=129559
巨済島まで鉄道をひくのは勝手だが、日本に繋げようとするな。