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もっと寛大でいい 季節はめぐって卒業・入学の春。希望の膨らむときなのに、気分を害するような無粋な話が今年もあった。 東京都の教育委員会が都立の学校長にあてて、教職員指導を徹底せよと通達した。ある高校の定時制課程のクラスで、卒業生の大半が君が代斉唱の際に起立しなかったというのが、都教委の“逆鱗(げきりん)”に触れたようである。 是非の意見はさまざまあろうけれども、相手はどこにもいる青年たちだ。そんなことで「指導不十分は処分」だなんて脅される先生たちに同情する。 四十年近く昔のことを思い出す。場面はちょっと違うが、一九六七(昭和四十二)年の秋、戦後では初めての国葬が営まれた。元首相・吉田茂氏の。 地方の私立高校にも喪に服すよう通達があったのか、たしか授業はお昼で終わって、みんな帰れ、と校内放送があった。なんで一斉に帰らなきゃいけないのかと、僕らは無視して部活動へ走った。吉田さんがどんな人であれ、受験勉強の鬱憤(うっぷん)晴らしが優先した。 学校のグラウンドを大声出して駆け回っていて、こっぴどくしかられた。しかる側も、なぜ帰宅を強制するのか説明できずに怒鳴るだけだったが。 こんな記憶が君が代起立問題にダブる。そこで言いたいのだけれど、一方的な命令に青春のエネルギーが反発するのは当たり前。しない方が心配である。 国旗・国歌法が成立した際、政府は強制しないと約束した。都は別、というのは通らない。もっと寛容でないと、現場が苦しむ。 従順でない人間を世に出すと大変というなら、心配ご無用。僕だって論説委員、それなりにやってますから。 (谷 政幸) http://www.tokyo-np.co.jp/00/ronsetu/20060322/col_____ronsetu_000.shtml