韓国有力ネット紙「オーマイニュース」日本上陸
≪ソフトバンクと提携、日本版創刊へ≫
韓国で大きな影響力を誇るインターネット新聞「オーマイニュース」(本社・ソウル、呉連鎬代表)は22日、ソフトバンクと提携、近く東京に新会社を設立し「オーマイニュース日本版」を創刊すると発表した。
2000年創刊の同ニュースは「市民参加型」ジャーナリズムを掲げて人気を集め、日本での関心も高い。韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権誕生の原動力にもなったとされ、日本でどこまで浸透できるか注目される。情報技術(IT)企業による新たなメディア戦略として既存メディアの動向にも影響を与えそうだ。
発表によると、3月初めに双方が出資して日本法人「オーマイニュース・インターナショナル」を設立し、日本版創刊を目指す。新会社の出資比率はオーマイニュース側が70%、ソフトバンクが30%。ソフトバンクは同ニュースの増資も引き受け、同ニュース本体の12・95%の株式を所有する大株主になる。
呉代表は「ソフトバンクの資本力をバネとしつつも市民記者制度やジャーナリズム性は守る」と述べ、日本版の編集に同ニュースが責任を持つ方針を表明。同時に「韓国ネット新聞の日本版ではなく、日本に根差したネット新聞を目指す」とも強調、日本版の編集幹部、記者らは全員日本で採用する。
ソフトバンクの孫正義(そん・まさよし)社長も「(将来的には)全世界に広げたい」と語り、ネット新聞の世界進出を視野に入れていることを明らかにした。
オーマイニュースの社員は記者を中心に約70人。登録制の「市民記者」は約4万人で、1日のアクセス数は50万―100万件。既に英語版を開設しているが、新会社を設立して海外進出するのは日本が初めてとなる。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/060222/kei072.htm
韓国サイトはセキュリティーや個人情報保護が甘いからなあ。