「脱いだらスゴい」? 舞踊劇に観客殺到
『涙の歴史』の一場面。
今月10日から3日間、芸術の殿堂で上演する『涙の歴史』が波紋を予告している。およそ10人の舞踊家たちが全裸で15分以上走り回ったり、排尿のシーンまで見せたりするこの舞踊劇は、1日午後2時現在、全体客席のうちおよそ1100席(約20%)が売れた。舞踊としては尋常ではない反応だ。「本当にすべて脱ぐのか」「何人が、何分間露出するのか」という電話の問い合わせも殺到している。
今月8日幕を開ける演劇『彼女の春』は、俳優のチェ・グァンイルが花模様のいれずみで飾られた上半身を露にするポスターで目を引く。劇中の役は同性愛者。製作会社のパイム・コミュニケーションズのキム・ミソン広報チーム長は、「妙な好奇心を呼び起こすという点から、最終的にポスターに決定した」とし、「掲示板に貼っておいたものが盗まれる“盗難事件”まで起こっている」と述べた。
「露出はマーケティングに確かに役に立つ」と、広報担当者たちは口をそろえる。 2003年来、韓国を訪問したフランスのモダン舞踊『春の祭典』は、ある日刊紙の1面に全裸の舞踊家の写真が掲載され、舞踊としては珍しく3回が全部売り切れた。今や露出はジャンルを問わない。
昨年末、城南アートセンターで上演され、好評を博したオペラ『ファウスト』は露出専門俳優3人を登場させ、同時に上演されたオペラ『ホーフマン物語』より熱い反響を得た。
ソウル世界舞踊祭りのウ・ヨン企画室長は、「露出が多い公演であればあるほどR席の前列からチケットが売れ、40代以上の男性の問い合わせ電話が殺到する傾向がある」とし、「チケット販売が少なくとも20%増える」と述べた。
公演前売りサイトのチケットリンクの『涙の歴史』公演案内には「8歳以上観覧可能だが、文化的な違いのため青少年観客に影響を及ぼしうる」という警告文がついている。芸術の殿堂側は「告知しなければ、観客の抗議が懸念される一方、露出を明記すれば、広報と見られるのではないかと考え、防御的な表現を用いた」と説明した。
露出を取り上げた広報が品格のある観客を追い出す逆効果をもたらすという主張もある。韓国芸術総合学校・演劇院の崔畯晧(チェ・ジュンホ)教授は「『涙の歴史』で露出は本質ではなく、芸術的表現に過ぎない」とし、「場外で論争を起こすことは芸術の任務だが、露出が話題になって興行に影響を与えるのは残念」と述べた。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/02/20060202000024.html
『涙の歴史』は↓
http://images.google.co.jp/images?client=opera&rls=en&q=Jan%20Fabre%20-%20History%20of%20Tears&sourceid=opera&ie=utf-8&oe=utf-8&sa=N&tab=wi
観客の方は芸術性を認めて殺到しているわけでは無さそうです。