日本海沿岸に漂流船相次ぐ 船体に北朝鮮地名も
鳥取市内の海岸に漂着した木造漁船=1月12日、鳥取市の岩戸海岸
今年に入って日本海沿岸で漂着船が相次いでいる。関係機関は、船の形状などから北朝鮮付近の海中で、長期間漂流していたものが、海流や強風で運ばれてきたとみている。鳥取県沿岸には、朝鮮半島からとみられるポリ容器や信号弾などは頻繁に漂着しているものの、船が打ち上げられることは極めてまれ。今冬の異常寒波の思わぬ“余波”といった格好だ。
第八管区海上保安本部によると、二十六日現在で福井県から島根県沿岸に漂着した無人船は十五隻。うち六隻が鳥取県内に漂着している。船体は、今月八日に鳥取市福部町内に打ちあがった木造漁船(全長約十一メートル×幅約三メートル)が最大で、ほかは全長五メートル前後の平船が多い。付着した海藻類などから、一カ月を超える長期間海中に沈んだ状態で漂流を続けていたと推測される。
一部の船体には、ハングルで北朝鮮の地名が書かれたものや、中国製のエンジンが積まれていた。また、日本や中国でよく使われる形状の船もあるが「エンジンは日本の昭和時代初期程度の技術力。日本や韓国、中国では今時は誰も使わない」(海上保安員)という“年代物”。
関係機関の間では、北朝鮮に輸出されて使われていた船が、沿岸や河川に係留中に洪水などで沖に流されて長期間の漂流していた末、海流にこの冬の異常寒波による強風が重なり、日本海沿岸にに漂着したという説が有力だ。
同保安本部によると、昨年十二月から今年一月上旬にかけて冬型の気圧配置が続き、海上では強い北風になっているため漂着物が日本海沿岸に漂着しやすくなっている。例年なら海中で北風の影響を受けずに海流に乗って漂流を続ける船が、北風に流されて漂着していると予想されるという。
山陰地方は二月以降も例年より厳しい寒さが予想され、冬型の気圧配置が続く見込み。今後も漂着が続く可能性があるといい、同保安本部では「これまでの漂着船では危険物などは積まれていなかったが、万が一のこともありうる。見つけた場合は極力触らず一一八番通報してほしい」と呼び掛けている。
http://www.nnn.co.jp/news/060128/20060128005.html
>「これまでの漂着船では危険物などは積まれていなかったが、万が一のこともありうる。見つけた場合は極力触らず一一八番通報してほしい」
麻薬とか、偽札とか、偽たばこなんかが積まれているかも知れないしね。