豪環境相、抗議に自制要請 調査捕鯨反対団体に
【シドニー16日共同】オーストラリアのキャンベル環境・遺産相は16日、南極海で日本の調査捕鯨への抗議を続けている国際環境保護団体グリーンピースと日本の調査船団との対立が深まっていることについて、「人命を危険にさらすような戦術を人々が尊敬するとは思わない」と述べ、特にグリーンピース側に自制を求めた。ABC放送とのインタビューで語った。
南極海では、日本の調査船団に対し、昨年12月下旬からグリーンピースの船2隻が抗議行動を展開。双方の船が接触、衝突する事故があったほか、今月14日には調査船団がミンククジラ捕獲のため放ったもりがグリーンピースの活動家の乗ったゴムボートの近くを飛び、活動家1人が海に転落する騒ぎが起きた。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=MNP&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2006011601002857
グリーンピースの連中は調査船に体当たりすると言う、碌でもない抗議を行っています。
グリーンピースと日本の調査捕鯨船が衝突 非難応酬
シドニー(CNN) 国際環境保護団体グリーンピースは8日朝、南極海で調査捕鯨をしている日本の船団を監視していた監視船「アークティック・サンライズ」が、日本の捕鯨母船「日新丸」にぶつけられたと発表した。これに対して船団を出している財団法人日本鯨類研究所は、意図的にぶつかってきたのはグリーンピース側だと反論している。負傷者はなかったという。
グリーンピースの監視責任者ラッテンベリー氏によると、日新丸から鯨肉を受けとっていた給油船「オリエンタル・バード」の船体に、ゴムボートに乗ったグリーンピース活動家が接近し、船体に「保護区からの鯨肉」とペンキで書いていたところ、日新丸が給油船を離れて360度旋回した後、約1キロ離れた場所にいた「アークティック・サンライズ」に突進。左舷側を追突したという。
グリーンピースは、これによって「アークティック・サンライズ」が「衝突を受けて損傷を受けた」と発表。船首がへこんだ同船の写真などを公開している。
グリーンピースの監視責任者ラッテンベリー氏は「わざとぶつけてきたとしか言いようがない。船と乗務員の安全が著しく脅かされた」と非難声明を発表した。
これに対して、財団法人日本鯨類研究所は「貨物を(給油船に)移し替えようとしていた日新丸に、グリーンピースが意図的に追突してきた」「船首で2度にわたり舷側を追突してきた」と英文でコメントを発表。グリーンピースの船は、船体の最もぜい弱な部分を意図的に狙ってきたと非難している。
同研究所によると、衝突現場には、海洋保護団体シーシェパードの船も、グリーンピースとほぼ同時に現れた。活動家が、給油船の船体に何かを塗ろうとしたため、日新丸の船長は爆発物をとりつけたのではないかと懸念したという。
現場海域にはグリーンピースの別の船「エスペランサ」もいた。
グリーンピースの監視船と日本鯨類研究所の日新丸船団は、昨年12月末にも南極海で接触。研究所は活動家が調査活動を妨害しようとしたと主張しており、グリーンピースは採集船「第一京丸」が「エスペランサ」に接触したと主張している。1999年にもエスペランサと日新丸の衝突があった。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200601090005.html
人の命より鯨の方が大切らしい。