韓国在住の隊長さんのブログから
食いかけのケーキを客に売りつける韓国
■ 昨日はテジョンに残っている日本人の教員でクリスマスパーティをすることになった。広島から来られた方が牡蠣などを買ってきてくださったと言うことだった。鍋も牡蠣も美味しく、いい気分で飲んでいた。
■ 鍋もほどほどに食べて、では買ってきたアイスクリームケーキを食べようという段になったのだが、箱を開けて見てびっくり!ケーキが誰かに食べられていたのだ。勿論箱を開ける前までに僕らの誰かが食べたはずはない。誰かが・・・つまりケーキを売る店員が食べたものを包んだことは明らか。100歩譲って、ケーキ食べたのはいいとしよう。店員は腹が減っていたのかもしれないし、出来心だったのかもしれないし。要は、それを売らなければいい。でも、これがお客の手に渡ってしまうのが韓国クオリティ。買いに行った人が日本人だから「悪質な嫌がらせ」をしたという可能性もあるが、今回はその可能性は低いと思う。ただ単に韓国のレベルがこの程度っていうだけで。
■ ここからちょっと日本人同士の間で意見が分かれて言い争いになったので、そっちにも言及しておく。こういう出来事は、あればびっくりするけど、韓国では「充分起こりえる事」だと感じた。でも出来事を見て、韓国に来てまだそれほど時間のたっていない年配のN先生が面白がって「これを店に持って行って、店員がどう対応するか見てみよう」というのだ。僕はどうせ結果は見えているので、反対したが「行く」と言って聞かない。彼は自分で韓国語で話す訳ではないから、韓国語ができる人がついていかなくちゃならないのに・・・。もうこの時点でクリスマスのハッピーな気分は興醒めし、嫌ーな気分になっていた。韓国の地方にある平凡な大型量販店が、僕ら日本人が期待するような誠意ある対応をする可能性はきわめて低い。
■ 結局反対したのにも関わらず、通訳する人まで引き連れて行って来た。でもこっちの予想通り、一応の謝罪と品物だけ換えてもらっただけで、店までの往復の足代などが出るはずもなかった。にもかかわらず自分の欲求が満たされたN先生は「いや~、韓国も捨てたもんじゃないね。韓国も日本と同じ。ちゃんと対応するシステムが出来上がってる」とか的外れなことを言うので、いい加減カチンと来た僕が「どこが同じやっちゅうねん!確かめたいという自己満足の気持ちを満たすために他の二人を連れて行ってよぉ。『ちゃんと対応しないこと』を予想して行ったくせに、品物を交換してくれたら『日本と同じだ』って言う。そういうアンタのほうがよっぽど韓国に対して失礼な感覚を持っているんじゃないの?」と言い返したもんだから、当然相手は激怒して会は荒れた。
■ N先生の気持ちもわからないではないが、彼の持っている「韓国を『良く』見ようとしなければならない」という姿勢が、韓国の現実を見えなくさせているのだと思った。韓国に来て間もない頃には多くの人が持つ感覚だが、彼自身はそういうことには気づかず、「お前ら韓国の悪口ばかり言いやがって。もっとちゃんといいところを見ないとダメだ」とか言う。そんな綺麗事で一つの国を図れるほど世の中簡単じゃないっての。ありのまま見て、物事を判断せずに『良く』見なければならないという姿勢で考えようとしては見えるものも見えなくなるのではないだろうか。・・・その後繰り返される会話は、どっかのブログ見たような会話(笑)。あーあ。
ホントに後味の悪さばかりが残るクリスマス・イヴだった。全てはこんなひどいケーキを客に出す店員が悪い。ったく責任者は三度氏ね。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/11072/2165163#2165163
食べかけのケーキを客に売りつける話も凄いですが、その後の日本人同士のケンカが興味深い。
>韓国を『良く』見ようとしなければならない」という姿勢が、韓国の現実を見えなくさせている
全くその通り。
馬鹿なことをしていたら、馬鹿を嘲笑すればいい。
いい人ぶらずに率直に物事を見るのが一番間違えない。
先日どこかの学生を集めて
日韓お互いの「いいとこ」探しをさせていたが、そういう上っ面の友好が視界を曇らせ事態を悪化させている。