チェコ派遣の北朝鮮女性、多くが劣悪な環境で労働
【ロサンゼルス27日聯合】チェコに派遣されている数百人の北朝鮮女性が、劣悪な環境の中で働いていることが分かった。ロサンゼルスタイムスが27日付で明らかにしたところによると、北朝鮮当局は外貨を得るため労働力が不足しているチェコに女性らを送っているが、このうち大部分が人里離れた衣類工場や皮革工場で厳しい監視のもと酷使されているという。
現在チェコ労働省はチェコ国内6カ所で計321人の北朝鮮女性が働いているとしている。賃金は月260ドルだが、大部分は北朝鮮当局に送られている。ある工場では各種費用を差し引くと手渡される月給は20~30ドルにすぎない。しかし北朝鮮内では外貨1ドルでも稼ぐことが難しいため、女性らは自ら海外に出ようとするという。
一方、チェコは若年層が高い賃金を求め西欧に流出し深刻な人材不足に陥っているため、現在約20万人の外国人労働者を受け入れている。北朝鮮専門家らは、ロシアやリビア、ブルガリア、サウジアラビア、アンゴラなど海外に出稼ぎに行く北朝鮮の人材は1万~1万5000人に達すると推定している。
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?NEws_id=092005122801700
しかし、こんな状態でも北朝鮮は人権天国だと言っています。
「わが国は人権天国」、労働新聞が論評で述べる
【ソウル28日聯合】北朝鮮の朝鮮労働党機関誌、労働新聞は28日付で、「わが共和国は人民がすべてのものごとの主体となっており、主体としての権利を十分に享受する人権の真の花園だ」と主張した。個人名義の論評によるもので「米国の主導下で南朝鮮(韓国)の親米保守勢力が行っている人権攻勢の標的と目的はわれわれの制度転覆」と韓国側を非難している。
論評は、野党ハンナラ党と親米保守勢力が米国の反北朝鮮人権攻勢に便乗することは、同族に被害を及ぼす許しがたい反民族的行為だと批判した。ハンナラ党については「南朝鮮でファシズム独裁、人権弾圧に専念してきたのはハンナラ党の祖先。その後継者らが人権だ何だと騒ぎたてるのは言語道断だ」と主張した。
さらに韓国の親米保守勢力については「米国の操り人形となって米国式の人権価値観をわれわれにまで押し付けることこそが不届きなこと。南朝鮮の極右保守勢力は反共和国人権熱に浮かされた頭を冷やし自重すべき」と批判した。
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?NEws_id=142005122801100
「人権」の意味が違うんだな、きっと。