黄禹錫教授の研究捏造問題、逃げる準備をしている研究者がいます

ピッツバーグ大派遣韓国人研究員2名、米永住権を申請中
関係者、クローン技術流出憂慮


　ヒト胚性幹細胞の中核技術を持っており、米国のピッツバーグ大学のシャッテン教授チームに派遣されている、ソウル大学・黄禹錫（ファン・ウソク）教授チームの研究員2人が、米国の永住権を申請していたことがわかった。永住権の申請が通れば、彼らの在米期間が長くなり、クローン技術が流出する可能性が高まっている。

　一方、MBCは今回の波紋の責任を取って「PD手帳」の放送中断を決めており、黄教授は同日午前ソウル大学病院に入院して治療を受けている。

　黄教授チーム関係者は7日、「現在2名の研究員が永住権の申請手続き中であると聞いている」と語った。2名の研究員のうち一人は、卵子から核を取り出す技術を開発しており、昨年シャッテン教授を手伝って世界で始めて猿のクローン胚をつくるのに成功した。またもう一人の研究員は胚性幹細胞の培養技術を持っている。

　米国で活動する消息筋によると、韓国系のG法務法人は今月6日（現地時刻）ピッツバーグ大学から彼らが早急に永住権を受けられるようにしてほしいとの要請を受けた。ピッツバーグ大学は「米国の国益につながる研究を行う研究員は、米国の市民権・移民サービス局で永住権を与えられる」との条項を取り上げたが、それは永住権申請の費用を事実上ピッツバーグ大学が負担していることを意味する。

　MBCは崔文洵（チェ・ムンスン）社長の主宰で役員会議を開き、PD手帳の放送を中断することにした。当初、MBCは13日からPD手帳の放送を再開する予定だったが、「アンチMBC」の世論が静まらず中断することにした。後続の番組は未定だ。

　一方、黄教授は7日午前10時ごろソウル大学病院に入院した。ソウル大学病院の成明勳（ソン・ミョンフン）企画調整室長は「黄教授は深刻なストレスで気力が尽き、健康が悪化した」とし、「検査しなければわからないが、黄教授は短期間に体重が何キロも減り、ストレスによる疲れがひどく1週間程度の安定加療が必要だ」と述べた。今週中と予想されていた黄教授の研究室復帰は相当期間延期するものと見られている。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/12/08/20051208000019.html

「韓国人研究員３名の米永住権は申請していない」

米ピッツバーグ大学のスポークスマン、ジェイン・ダフィルド氏は、ジェラルド・シェトン教授研究チームに派遣された黄禹錫（ファン・ウソク）ソウル大学教授チームの研究員３名の米国滞在身分には変わりないと明らかにした。氏はまた、ピッツバーグ大学が在米の韓国系法務法人に対し、研究員らの永住権申請の迅速な処理を要請したという一部の報道は事実ではないと付け加えた。

一方、ピッツバーグ大学は黄教授チームの幹細胞研究論文の調査に着手した。黄教授との決別を宣言した同大学のシェトン教授の要請によるものだ。

http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2005121070418

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