香港を震撼させる韓国の違法暴力デモ
香港警察庁の公報局長が、韓国特派員を呼んで「来月13日から18日にかけて香港WTO閣僚会議に韓国農民が大挙して香港入りし、デモを行なう予定であると聞いているが、違法なデモは香港の法によって厳しく処罰する」と明らかにした。
国際会議を招致した国の警察当局者が、特定国家の記者たちを呼んで「会議を無事に行なえるように協力してほしい」と要請したケースがはたして以前にもあっただろうか。
香港の各新聞は、「韓国の暴力、香港襲来(韓式暴力 襲港)」という見出しをつけて、韓国人の遠征デモに緊張する香港の雰囲気を報道しているという。先週の釜山(プサン)APECの際、デモ隊がLPG缶に火を付けて警察のバスを焼く場面も大きく報道されたという。
各国際市民団体が連携して行なう反グローバル化デモは1999年、シアトルのWTO総会以降、頻繁に行われるようになった。2001年のイタリアのジュネーブで開かれたG8会議では、デモ隊と警官の衝突で死者まで出しており、2003年メキシコのカンクンWTO会議では、韓国人の農民イ・ギョンヘさんが、切腹自殺をした。
問題は、韓国が過激デモの要注意国家として注目されるようになったという点だ。
WTO 閣僚会議に合わせて香港入りする韓国のデモ隊は、全国農民会総連盟(全農)会員1300人や全国民主労働組合総連盟の組合員およそ150人など、約 2000人にのぼるものと見られる。各国のデモ隊の中で最大規模だ。このため、釜山APECの際、香港警察7人が韓国を訪ねてデモの現場を研究して帰ったという。
韓国がデモで明け暮れる国として知られて久しいが、もはや暴力デモを輸出する国に目されるまでに至った。
合法的かつ平和的デモは表現の自由に属する。しかし、そのデモも法の枠内を逸脱する瞬間、相応する制裁を受けるようになる。香港警察は、暴力デモは「公共秩序法」に則って15年以下の懲役刑に処すると警告している。集会にしろデモにしろ、現地の香港の法律に応じて秩序正しく、平和裏に行なわれなければならない。
香港は、韓流の影響もあって韓国に対して良いイメージを持っている。暴力デモで香港に在住する現地韓国人に迷惑をかけることがあってはならない。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/24/20051124000000.html
>現地韓国人に迷惑をかけることがあってはならない。
香港の人に迷惑をかけるのはいいんですか。