甲陽園地下壕:韓国調査団が視察「真相究明したい」--西宮 /兵庫
◇厳しい作業、壁に刻む
太平洋戦争末期に、強制連行された朝鮮人らによって造られたとされる西宮市の「甲陽園地下壕(ごう)」を15日、韓国政府が設置した「日帝強占下強制動員被害真相糾明委員会」の調査委員らが視察した。壁から水がにじみ出る真っ暗なトンネル内を見た李丙禮調査委員は「厳しい作業で掘られたと感じ、真相を明らかにしなければならないと思った」と話した。
調査委員らは住宅街の一角にある地下壕の「4号トンネル」に、戦時中に朝鮮独立を計画して治安維持法違反容疑で逮捕された経験を持つ西宮市の在日朝鮮人、徐元洙(ソウォンス)さん(81)の案内で入った。壁に刻まれた「朝鮮國獨立」「緑の春」の文字や、岩肌がむき出しになった大きな穴などを見て、徐さんに質問したり、写真やビデオに記録したりしていた。
この地下壕は、県内の在日コリアンらでつくる市民団体による聞き取り調査などで、旧日本海軍が司令部や地下工場として建設し、日本在住の朝鮮人とともに、強制連行された人らも工事に携わったことが分かった。
同委員会は、日本の植民地統治時代に強制動員された人たちの被害実態を調査するため、昨年11月に設置された。李調査委員は「韓国政府は今、間違いを正す試みをしている。日本政府がやるべきことは、当時、工事を請け負った企業の資料公開などで、実情を明らかにすることだ。両政府がそういった作業をした時に初めて、韓国と日本の新しい関係が構築できると思う」と話した。【樋口岳大】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000282-mailo-l28
この地下壕、強制連行も強制労働も関係無い、ただの防空壕だという話もあるのですが。
それは置いておいて、徐元洙という人物ですが
〈生涯現役〉 同胞を撮り続け、20万カット-徐元洙さん
そんな苦難を生き延びた徐さん。どんなに辛い時でもなぐさめてくれたのが、カメラだった。37年、中学生の時、偶然目にしたライカ。羨望と憧れ。カメラの魅力にとりつかれた徐さんは以来67年間、仕事の傍ら、ひたすら同胞の歴史や家族の日常にレンズを向けてきた。趣味のゴルフも、酒も、たばこも一切やめるという徹底ぶり。その間買い求めたカメラは220台。撮り続けたカットは20万枚。いや、それ以上かも知れない。
その中には祖国解放直後の45年10月、故郷への帰還者を乗せ西宮港を出港する「大正丸」の貴重な記録写真などが含まれている。日本の各新聞社にも貸し出して喜ばれてきた。
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2004/06/0406j1016-00002.htm
67年前にカメラを購入出来て、趣味にゴルフをしていたって随分お金持ちに思えますが?