親日派李根澤の子孫、「土地返還訴訟」却下
親日派の子孫が国家を相手に起こした土地返還訴訟に対し、裁判所が却下の判決を下した。
水原地裁民事第二法廷イ・チョングァン判事は「祖父が日帝から受けた京畿道烏山市闕洞(オサンシ・クォルトン)の土地2百40坪あまりを返してほしい」という乙巳五賊中の一人である李根澤の子孫78歳の李某さんが提出した訴訟に対して却下判決を下した。
裁判所は判決文で「3.1運動精神を受け継いだ憲法が、他の法体係と衝突して矛盾する状況で、原告の主張は、司法機能の混乱と公共福利に脅威をもたらす」とし、「このような違憲的状態が法的に解消されるまで裁判請求権の行使を一時停止する」と判示した。
李さんは、これはを含む全部で12件の土地返還訴訟を、全国四箇所の裁判所で起こし、京畿道華城市(ファソンシ)と忠北陰城郡(チュンチョンウムソングン)の土地に対する所有権訴訟は去年10月1審で勝訴して2審係留中だ。
親日派子孫が土地を取り戻すため、国家を相手に起こした訴訟が却下されたのは今度が二回目だ。
http://www.ytn.co.kr/news/news_view.php?cd=0103&key=200511151916012760
親日派の子孫である事を理由に裁判請求権を停止させられる国…