「韓国人につけるクスリ」の発売から約20日が経ちました。
おかげさまで発売直後に増版という形になり、
現在は新聞広告掲載でご存じの方もいらっしゃるとおり、
5万部を早くも突破することができました。
色々な方がお書きになったレビューやいただいたメールを拝見しましても、
多くの皆様が、
「韓国をよく知ることができた」、
「切りたくても切れない韓国との関係を根本から考える必要があると認識できた」、
「歴史問題、領土問題以前に彼らの考えを知る必要があることがよく分かった」など、
私が望んでいたとおりのご意見を多数いただくことができ、
ホッと胸をなで下ろしております。
現在は「韓国人につけるクスリの韓国語版」、「チャンネル桜への出演依頼」、
「私生活の安定」などでまた色々と頭を悩ませておりますが、
韓国ウォッチャーとして日々感じることをブログの時ほどではありませんが、
簡単に書き綴っております。
韓国では絶えず何かしらの国内問題や外交問題が勃発しており、
市民の生活面から見れば大混乱というほどのことはなくても、
ご存じの通りキムチ問題に至っては食に打撃をうけております。
また小泉首相の第三次内閣改造人事は、
韓国人から見れば「日本がアジア外交を軽んじているというよりはもはや無視している」と、とっているようで、いつも通りメディアで大々的にそのように報道しているようです。
韓国のメディアや政府を見ていると、
まるで「韓国人が納得できるような日本政府作りを心がけるべき」と日本に言っているように見ることもできてしまいます。
韓国人の立場になれば、彼らの言い分はもっともなのかもしれませんが、
自分の国の混乱もまともに治めることができない彼らが、
「人の国に世話を焼く余裕などないのでは?」と感じることも少なくはありません。
それとも日本が韓国政府の思惑通りの人事をしていれば、
韓国人の恨や国内情勢、あるいは外交も全てスムーズに行くというのでしょうか。
とてもそうは思えません。
韓国人の間では小泉首相の任期中は、
「日韓の友好などあり得ない」という声が大きいようです。
しかしこれは間違っています。
小泉首相の任期中ではなく、
今後も日韓の真の友好がそう簡単に生まれることはないでしょう。
これは「韓国人につけるクスリ」の中でも記しておりますが、
日韓の友好を唱えることはあまりにも時期尚早です。
荒れ地を全く整備せずに世界最大のビルを建てる人間がどこにいるのでしょうか。
計画しようとする人間すら皆無でしょう。
つまり日韓関係はそのような状態にあるということを両政府の人間も十分に理解し、
安っぽい理想論を唱え国民に妙な期待を持たせるべきではないでしょう。
もっと具現化出来る状態になった時こそ、
初めて「真の日韓友好」を唱えるべきだと考えます。
両国に携わる大きな問題を問う前に、
日本人は韓国人という存在をもっと深く知るべきでしょう。
日本人は彼らをまだ理解しておりません。
知っているのは表面的に言われていることばかりです。
韓国人が日本側から提出された資料やデータ、様々な情報等で、
「ぐうの音も出ない」状態になったとしても、
それがイコール彼らが納得し認めたということにはならないのです。
もしも納得し認めていれば、
今ごろ「日本海」、「竹島」、「慰安婦問題」、「歴史問題」の
多くは解決していることでしょう。
しかしそれらは解決するどころか、ますます酷くなっているこの現状を見れば、
日本人の論はまさに日本人的発想による解決論となっていることが一目瞭然です。
日本人的感覚で「これだけ資料を揃えたから韓国人は何も言えなくなるだろう」では
韓国人を理解しているとはとてもいえません。
彼らの論には、日本人が通常持ち込まない第三の大きな要素「感情」が
大きく影響を与えているからです。
この感情を納得させる手だては現在のところ個人的には思いつきません。
韓国人が感情を重んじ日本の主張を退けているとすれば、
日本人的感覚からするとまさに「話にならない」でしょうが、
その話にならない相手が韓国なわけで、隣人なのです。
私たち日本人も「韓国とは断交だ」というのは簡単ですが、
実際そんなに簡単にいえるほど断交ができるのかどうかを冷静に踏まえ、
今後の策を練っていく必要があると思われます。
この現実とどう向き合っていくか、それを考えるのは何も政府の人間だけではありません。様々な意味で韓国をより身近に感じていただきたいと思います。
中岡 龍馬
http://blog.livedoor.jp/itoboxsp/archives/50186413.html
>謎の通りすがり人 様
はじめまして。クスリをご購入していただきましてありがとうございます。ブログの閉鎖に関してはあまりにも個人的な情報が載りすぎている為に、韓国に住む者としましては閉鎖する以外に道はありませんでした。
私は彼らの意識の奥深くにある潜在的な日本嫌いをどう解釈するべきか、日々
の生活の問題点と絡めよく考えることがあります。彼らを理解しなくては
デタラメと思われる彼らの主張を理解することも難しいと思います。日韓の
問題が話し合いで解決されるべき事でしたら、やはり相手の事をもっとよく
知る必要があるでしょう。
クスリではそういった韓国人の本質を見極める判断材料としても使える本と
なっていると思います。コメントありがとうございました。
>感情を納得させる手だて
少なくともお金では無いのは確かですよね。
韓国人と付き合うコツは甘やかさない事じゃないかな。