<北朝鮮副局長>「過去の清算」で日本批判 「拉致と同列」
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北朝鮮外務省の宋日昊(ソンイルホ)アジア局副局長が、29日まで訪朝していた日朝国交促進国民協会の和田春樹東大名誉教授らに対し、拉致問題と日本の植民地支配に伴う「過去の清算」を同列にとらえたうえで、日本側の姿勢を批判する発言をしていたことが分かった。宋副局長は、来月3日から北京で開かれる政府間対話の北朝鮮側代表で、この席でも同様の主張を展開するとみられる。一方、日本側は拉致問題の解決を最優先課題としており、激しい議論となるのは必至の情勢だ。
和田名誉教授らは26日に平壌入りし、翌27日に宋副局長と約1時間、日本語で懇談。宋副局長は「植民地支配と拉致は共に20世紀に起き、今なおそれぞれの国に被害者がいる問題で、区別はできないはずだ」としたうえで「国内での調査結果を発表するなど、我々は拉致問題の解決に向け努力をしてきた。しかし、日本は一体何をしたのか」と、日本側に積極的な取り組みを求める考えを示したという。
宋副局長は、今年3月末にも、訪朝した和田名誉教授らと面会。拉致問題をめぐる日本側対応を批判していた。【西脇真一】
>植「植民地支配と拉致は共に20世紀に起き、今なおそれぞれの国に被害者がいる問題で、区別はできないはずだ」
他国の国民を拉致するのと、奴隷を解放してあげて、教育を施してあげて、経済援助してあげた事がどうして同列になるんだろう?