次は隔離され少し高い場所にある独立獄舎。
ここでは、伝染病やらい病を患う犯罪者が収容されていました。
そしていよいよ死刑場へ。
このポプラの木。
ただのポプラだったのでスルー。
高い塀に囲まれた中に、木造の死刑場が。

先ほどの体験コーナーとはちょっと違うようですが。
カーテンがあると言うことは人目に晒さないように工夫されていたと言う事か。
ここが死体搬出口。
処刑や死体を晒さないし、必要以上に苦しめない。
確かに日本式だなあと思う。
最後は正面入り口左手にある、女性用の監獄。

男性用はがっしりとしたレンガ造りだが、女性用は木造。
そうと言われなければ、監獄とは思えない。

造りもちゃんとしているし。
必ず尋問と拷問がセットらしい。

地下の独房。
ちょっと狭い…か?
しかし、こんなところでどうやって拷問したんだろう?

韓国のジャンヌダルク、柳寛順(ユ・グァンスン)。
でもジャンヌは国王に乗せられて戦い、国王に裏切られて処刑されたんですが。

罪状。
達筆すぎて読めません。
以上が西大門刑務所レポートです。
監獄の環境が今ひとつなのは用途上仕方ないとして、意外と広びろとした刑務所。
緑も多いし、獄舎も立派。
朝鮮の気候上寒かったと思われますが、日本に残る獄舎と変わらず。
つまり、朝鮮だからといって特別酷い環境の獄舎を用意したわけでは無いんだなと。