ゲームの主人公は歴史上の英雄 中国企業がシリーズ開発
2005.09.18
Web posted at: 13:11 JST
- REUTERS
北京(ロイター) オンラインゲームを楽しみながら、知識と愛国心を身に付けよう――。暴力的なゲームによる悪影響への懸念が広がる中国で、歴史上の英雄を主人公にした新シリーズの開発が進んでいる。
新華社電によると、新たなゲームシリーズは、上海の企業が当局の援助を受けて開発。近くウェブ上に発表される見通しだ。
プレーヤーは中国の英雄100人の中から1人を選び、その人物になりきってゲームに参加する。たとえば毛沢東時代の雷鋒は、模範的な兵士として語り継がれてきた愛国的英雄の1人だ。仲間の靴下を繕い、年老いた女性の手を取って道を渡るなど、人助けに努めた数々のエピソードが伝わっている。1962年に殉職した後、毛首席の呼び掛けで「雷鋒同志に学ぶ」運動が展開された。
さらにさかのぼって、明の時代の軍人、鄭成功も名を連ねている。当時勢力を伸ばしていた清に抵抗して明朝の復興運動を指揮し、台湾へ渡ってオランダの植民地支配を退けた業績が知られる。
中国の若者らの間では近年、オンラインゲームが急速に普及。現在約1380万人が参加しているとみられ、学業の妨げになると懸念する声が高まっている。当局は、ゲーム業界がポルノやギャンブル、暴力をまん延させ、「国家の安全を脅かしている」との批判を強めてきた。新華社電は、「ゲーム市場は日本人や米国人が銃を持って暴れまわるストーリーに支配されてきた。新シリーズの目標は、この現状に変化をもたらすことだ」と述べている。
http://cnn.co.jp/showbiz/CNN200509180003.html
>仲間の靴下を繕い、年老いた女性の手を取って道を渡るなど人助けに努めた数々のエピソード
特別すごいことでも無いような。
逆にこんな事が美談として伝わる事のほうが凄い。
>明の時代の軍人、鄭成功も名を連ねている。
鄭成功を検索
中国明代の軍人、政治家。元の諱は森。字は明儼。清に滅ぼされようとしている明を擁護し、抵抗運動を続けた。台湾を占拠し、抵抗運動の拠点とした。俗称を国姓爺。中国本土では民族的英雄として描かれる。
日本の平戸で父鄭芝竜と日本人の母田川松の間に生まれた。幼名を福松と言い、幼い頃は平戸で過ごすが、七歳のときに父の故郷福建につれてこられる。鄭芝竜の一族はこの辺りのアモイなどの島を根拠に密貿易を行っており、政府軍や商売敵との抗争のために武力を持っていた。
>日本人の母
いいんですか?
中国ではゲームを純粋に楽しむと言う感覚は存在しないようです。