<衆院選>投票率認識に異変 自民、小泉人気で高くても有利
衆院選の投票率に対する認識に「異変」が起きている。近年は低投票率ほど自民党に有利というのが定説だったが、無党派層を中心とした「小泉人気」を背景に、自民党は「今回は高くてもこちらに有利」(幹部)と自信を示す。民主党からはむしろ低投票率を望むような発言も漏れており、各党とも投票率の動向に神経をとがらせている。
「低投票率ほど自民有利」は組織政党の特性に基づく。公明党と連立を組んで以降、投票率が下がれば公明党の持つ組織票の比重が高まることから、この傾向は一層強まっていた。逆に投票率上昇の要因には無党派層の動きがあり、民主党躍進の原動力となるケースが多かった。
しかし、今回は事情が少し異なる。毎日新聞の1~3日の特別世論調査によると、無党派層の投票予定先は自民、民主両党がきっ抗した。自民党幹部は「小泉純一郎首相が郵政一本に絞ったのが分かりやすく、無党派が味方になった」と分析。民主党は表向き「高い方が有利」(岡田克也代表)としているが、首都圏の候補の陣営は「00年の衆院選で森喜朗前首相が『無党派は寝ててほしい』と言った気分が少し分かるようになった」と語る。
特別世論調査で「投票に必ず行く」と答えた人は75%に達し、有権者の関心の高さを示した。過去5回の衆院選では、90年、93年、00年が「必ず行く」との回答と実際の投票率がほぼ一致。「必ず行く」が54%にとどまった96年は、過去最低の59・65%。しかし、03年の前回衆院選は「必ず行く」が71%だったのに対し、実際は59・86%にとどまり、事前の関心の高さが投票率に直結しなかった。
各党は「前回を上回る」(民主党選対)という見方で一致。「75%まではいかない。高くて65%程度」(自民党幹部)など60%台半ばとの予想が大勢になっている。気象庁によると、11日は全国的に晴れ時々曇りか曇り時々晴れで大きな崩れはないという予報。投票率の伸びがどの程度になるかは勝敗を分けるポイントにもなりそうだ。
無党派層が投票するなら民主というのは、一体どういう定説なのか。
皆自分の入れたい政党に入れているだけですよ。
ところで今日は期日前投票に行ってきました。
最近は事前に投票が出来るようになって楽になりましたね。
不在者投票の時は色々審査があって面倒でしたが、最近始まった期日前投票は必要事項をちゃちゃっと記入すれば即投票出来ます。
前の選挙でも期日前投票でしたが、前の時に比べて人が多い(w
関心の高さを感じました。
期日前投票は大抵、市役所で行われています。
比較的夜遅くまでやっていますから、仕事帰りに間に合うようなら今日にでも行って見てはいかがでしょう。