国会議員HP:作っただけじゃ… 情報発信力、市民が評価
インターネットの活用は当たり前といいながら、実際には有権者にさほど読まれていない国会議員のホームページ(HP)。「HPがあれば、いいってもんじゃない」と、その内容を比較・分析して議員を評価しようという動きが、今回の総選挙で広がっている。議員をネット上の議論の場に引き出す試みも進んでおり、政治家の情報発信力が問われている。
画面に並んだ国会議員の家。平屋のプレハブもあれば、庭に池を持つ大邸宅もある。広島市のソフトウエア会社が運営するサイト「ザ・議員」の中に昨秋登場した「バーチャル議員通り」。議員のHPの更新頻度をポイント化し、点数が高くなると家が大きくなる仕組みだ。ひと目でどの議員が情報発信に積極的かが分かり、ここから個別議員のHPに飛んだり、メールを出したりできる。
別のサイトの昨年12月~今年2月の調査では、1日平均100件以上のアクセスがあった国会議員のHPは、小沢一郎・民主党代表代行や安倍晋三・自民党幹事長代理など6人だけ。「議員通り」の担当者は「作ったはいいけれど、読み応えがないというHPが多すぎる。格差を見せて、自覚を促したい」と語る。
東京都内のエンジニアが運営する「開け電網政治の時代」は、政治家のHPを▽具体的な政策▽日々の活動報告▽公約の達成度--など独自の基準で採点し、順位付けをしている。100点満点で10点以下の「ランク外」も多く、手厳しい。掲示板に「納得がいかない」と批判を書き込む政治家がいる一方、自ら評価を依頼したり、指摘を参考にHP内容を修正する議員も少なくないという。
HPに頼らず、自分たちで国会議員に質問をぶつけて情報を集めようというサイトもある。「政策・政治家データベース」は01年から計14回、「郵政」「三位一体改革」などのテーマで全国会議員にアンケート調査を実施し、結果を公表している。回答があるのは100人前後。全く応じない議員や、回答を全員同じにする政党もあるが、運営する民間シンクタンク「構想日本」(事務局・東京)は「それらも評価の一つの材料。回答内容だけでなく、情報発信の意欲を問題にしたい」。
利用者が急増しているブログ(ウェブ上の日記)を利用して議論の場を提供しているのが、福岡市のIT(情報技術)関連企業が開いた「ele-log」。ブログは書き込みや返信が簡単なのが特長で、約30人の立候補予定者が参加し、互いに意見をぶつけ合うケースも生まれている。解散後からアクセス数が急増し、1日約2万人がこのサイトを訪れる。
選挙が公示されると、候補者のHPは公職選挙法に抵触する恐れがあるため更新されなくなるが、別サイトのブログなら選挙活動にかかわる記述以外は違法にならない。運営者の平井良明さんは「ネット上の政治論議が本格化するきっかけになれば」と期待を寄せている。【清水健二】
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/coverstory/news/20050822org00m300102000c.html
いいですねえ。
いろいろと本人に突っ込みたい事が山ほど。
ちょうど今回の選挙の事もあるし、日本の政治も面白くなるのでは。
ところで一日100件って普通の日記系ブログでもその程度のアクセスあるものですが、よほどつまらないのでしょうか…
………はい。つまらないですね。
この記事に出ているサイトです。
ザ・議員 バーチャル議員通り
http://www.giin-net.com/list0300.html
開け電脳政治の時代
http://www.hirake.org/
政治家・政策データベース
http://db.kosonippon.org/
ele-log
http://www.election.ne.jp/
↑こちらは民主系。
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