死んだ人間が帰ってきた。

「死んだ夫が帰って来た！」　自殺遺体をめぐる珍騒動


　漢江（ハンガン）で発見された遺体を家出した父親と錯覚し、葬儀まで行った家族の前に本人が姿を現した。

　ソウル・麻浦（マポ）警察署は先月15日午前11時頃、楊花（ヤンファ）大橋北端50メートル地点の漢江で60代の男性の遺体が発見された。急いで遺体を引き揚げたものの、身元を確認する手がかりが何もなかった。警察は一旦、この遺体を病院に安置し、捜索願いを出した10人余の家族に身元の確認を要請した結果、先月6日に捜索願いが出されたキム某さんではないかという結果が出た。

　連絡を受けかけつけた妻のチェ某（64）さんは遺体を確認した後、「夫に間違いない」と号泣した。一緒にかけつけた息子と娘、嫁や婿まで「間違いない」と嗚咽した。家族らは「父がこんな風に死ぬはずがない」と遺体の解剖を求めた。解剖の結果、他殺の疑いはないことが明らかになり、家族はキムさんの葬儀を行った後、埋葬した。

　ところが死んだはずのキムさんが、10日午後、ひょっこり家族の前に姿を現した。妻のチェさんは「死んだと思った夫が玄関のドアを開け家に入ってきた時は気絶するところだった」とし、「夫が生きていて幸い」と胸をなで下ろした。キムさんはこれまでの自分の行跡について「何も覚えていない」と話しているという。

　警察の関係者は「遺体がそれほど腐敗しておらず、十分に身元を確認できる状態であった上に、家族全員が間違いなくキムさんであると主張し、指紋を採取する必要もないと思った」とし、「埋葬された遺体に対する家宅捜査令状の発布を受け、指紋とDNAを確認し、変死者の身元の確認を行うつもり」と話した。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/13/20050613000029.html

警察ケンキャナヨすぎるよ…