原題:実験、小規模でも検知 健康被害「心配なし」
北朝鮮で核実験があった場合、放射性物質が何時間で日本に到達するのかは、風向きなどによって大きく違ってくる。同研究所の解析では、昨年9月の爆発騒ぎの場合、約30時間後に日本海側の一部地域に到達する、との結果が出た。
日本で健康への影響については、専門家の多くが「心配する必要はない」と みる。
北朝鮮から500キロ以上離れていることが理由の一つだ。
核実験の影響は、半径100キロ圏内が圧倒的に大きいとされる。
日本にまで影響が及ぶような実験を行えば、北朝鮮国内で甚大な健康被害が出る。
また、気象庁気象研究所の観測データなどによると、米国や旧ソ連などが競って大気圏内核実験を繰り返した60年代前半、日本には今の数千~1万倍もの放射性物質が毎年、降り注いだが、明らかな健康被害は報告されなかった。地下核実験であれば日本への飛来量は大気圏内核実験よりはるかに少なくなるだろう。
ただ、大気圏内核実験が行われば、放射性物質の中には「ジャイアントパーティクル(巨大粒子)」とという直径1~2ミリほどの砂粒状のものが混じることがある。
(上田俊英)
朝日新聞 2005年5月21日朝刊 国際面 紙面より
北朝鮮までの距離500キロって飛行機で2時間ぐらいだよね。
北海道から沖縄までよりもずっと近いよね。
北海道で核実験をしたら東京での影響は無いみたいな?
朝日新聞の言うことは当てにならない。