靖国参拝の紳士協定否定 高村元外相
自民党の高村正彦元外相は8日午前のフジテレビ報道番組で、中国の王毅駐日大使が1985年の中曽根康弘首相(当時)の靖国神社公式参拝後、首相らは参拝しないという日中間の「紳士協定」があったと指摘したことについて「何月何日に両国政府で取り決めたということは紳士協定としてもなかったと思う」と否定した。
同時に「ただ、現実問題としてそういう形が続いていたことは事実ではないか」と指摘。村山内閣で経企庁長官を務めた高村氏が8月15日に靖国神社を参拝し、直後に訪中した際に「(中国側から)当然何か言われるだろうと思って相当構えて行ったが、ひと言も触れなかった。帰国後、外務省の人間から『あうんの呼吸でそういうことになっている』と聞いたことがある」とも述べた。
中国のやり方は、直接はああしろこうしろとは言わない。
大々的に怒りを表明しておいて
「こっちはこんなに怒ってるんだよ。どうすればいいのか分かるよね?」
そうすると和を尊う日本人は必要以上に気を遣って、勝手に中国においしい思いをさせてあげる。
日中の外交関係は常にこういう形で成り立っていて、いい加減に日本もうまく扱われていることに気がつくべき。
なんでこんなに日本人は中国に夢を見ているんだろう。