娘通信さんの所で中国情勢をエントリーしていたので、私も向こうで気が付いたことを書き留めておきます。
中国政府、経済発展しか考えていないのかと思ったら今は環境問題も考え初めているんですね。
上海での話ですが、屋根に太陽光パネルをちらほら見かけました。
植林も始めているらしく都市部を少し離れると苗木らしき物が。
旅行中に読んだ新聞には、どこそこの河川の汚染を目標の50%まで減らすことに成功!という記事がありました。
50%という数字が本当かどうかは置いておいて、環境問題に中国政府が意識し始めているというのは意外でした。
もっとも環境問題が国民レベルで浸透しているかと言ったら、むしろ絶望的。
川はゴミを捨てる場所というのが常識で、捨てるなと言われてもどうしてそんなことを言われるのか分からない。
むしろ理不尽な要求をされていると感じるようで。
捨ててはいけないと分かっていて捨てるならモラルの問題ですが、善悪すら理解できないレベル。
娘通信さんのエントリー:
中国の環境汚染、2つの事例・・貧困と経済至上主義
で紹介された公害の被害者ですが、彼らにも川にゴミを捨てることの問題を理解出来ないでしょう。
おそこらくは公害被害を受けた現在ですら、自分もまたゴミを捨てているでしょうね。
駄目だと言うことを教えたところで理解できません。
幼稚園児に教えるように何度も何度も繰り返し言い聞かせても、見張っていないとすぐに始めてしまう。
中国人というのは基本的にそんな人たちで、これは仕事の仕方についても同じです。
日本人なら言われなくても分かるような常識的なことが全く理解できず、何を煩いことを言っているのかという感じ。
例えば工場の話。
材料をトラックで運んできて工場に搬入する。
積み降ろした場所が中途半端でじゃまだったらしく、隅に移動を始める。
その間に工場内に他の作業が広がっていて、もうトラックが外に出て行く道がない。
そんなことになる前に手順を考えて動けばいいのに、頭が回らない。
教えたところで理解できない。
総てにおいてこんな感じで、これでは40年経っても50年経っても日本には追いつかないだろうと。
こうやって書くと中国人と韓国人は結局同じじゃないかとなりますが、ちょっと違う部分もあります。
中国人は韓国人より賢い。
これもよく言われることですね。
例えば反日デモ。
小泉首相の謝罪演説を真に受けて「中国が日本をひれ伏させた。」と単純に喜ぶのが韓国人
どうやら自分たちに謝った訳では無いこと。中国の体面が傷ついたらしいこと。
成果はせいぜい日本人に中国人が戦争問題を未だに根に持っていると伝えられた程度で、とても勝利とは言えない事を察しているのが中国人。
例えばバブル。
カード破産の危機にあり、どんなに日本人に忠告されてもバブルが始めるまで信じなかったのが韓国人。
現在バブル崩壊の危機にあり、危ないことを理解しているのが中国人。
ほんの少しの違いですが、もしかしたらこの少しの事が大きいのかも知れません。