反日Tシャツ手に入らず!
じゃなくて。
5/1に上海で反日デモを行う予定という話でしたが、気配も感じられず。
警官が多い気がしましたが、もともと圧倒的に人が多いため目立たず。
いつもの休日といった感じでした。
上海では反日運動家が次々と拘束されています。
壊された日本料理店等はすべて州が弁償を行い、現在は営業を再開。
JALは店舗全面を紙で覆い休業中でした。
こんなに簡単に押さえられるのなら、最初から押さえておけと。
5/1はメーデーで、中国では一週間休日になります。
(元は3連休ぐらいだったのを日本のGWにあわせて長期休日にしたそうで)
上海の人は観光地に出かけるため、高速はあり得ないぐらい大渋滞。
それにしてもこの人数は一体どこから湧いて出るのか。
砂糖にたかるアリのよう。
一万人ぐらい簡単に集まるだろうな。
中国人曰く、デモに参加していた人の中でも最初に集まった1000~2000人の学生以外、約8000人ぐらいは意味も分からず集まった野次馬で「日本になら何をしてもいいらしい」程度の認識で石を投げていたのだとか。
都市部ならばその程度の人数は簡単に集まるでしょうね。
話をしてくれた中国人などは、「学生運動をするのはいいが、石を投げた連中は馬鹿だ。」とかなり憤っていました。
彼らの行動は中国の体面をかなり傷つけたらしく、さらに何よりも体面を気にする中国政府にとって、日中問題だけではなく世界的なニュースになってしまったのも痛かった模様。
中国の都市の人口は公式に発表されている人数、つまり住民登録されている人以外に同じ数だけ地方から来た登録されていない人々が存在し、実際の人口の倍は居ると言われています。
そういった人たちは社会に置いて不利な面があり、いろいろと鬱屈した物があるのでしょう。
実際にあれだけ急速に発展しているにも関わらず、給料はほとんど上がっていません。
しかし中国では事実上労働運動を行うことは出来ません。
そこで政府公認の反日で不満を発散させているのでしょう。
富める者はますます富み、貧乏人は相変わらず貧乏。
これは地方でも同じ事でした。
日本企業が関わっていれば労働環境も改善されますが、そうでない工場の従業員などは目が死んでます。
働いても給料が貰えないこともあるらしく、これでは働く気にもならないだろうと。
一方金のある者は投資でますます財を増やしていっています。
都市のマンションは4割が投資目的。人に貸したりそのまま使わず保有したりして値が上がったら転売。
まさにバブル。
また開発区では3年で100倍に土地の値段が上がった所もあり、凄いことになってますね。
はっきり言って怖いです。
と、この辺り事は割とよく言われていることですが、その他に感じたのは
中国人、日本製品が大好き
中国人は見栄っ張りなので、良いとされる物はどんなに高くても飛びつきます。
日本製品は高級ブランドの代名詞。持てば一目置かれます。
ユニクロですら日本で同じ商品を売っているということで、人気あり。
実際ユニクロのジーンズでもあまりよくありませんが、中国のものはそれ以上に酷い。
縫製が悪いのか、試着してみるだけでもこれは駄目だと感じます。
カップラーメンでも日本製の方が美味しい。
これは実際利用する機会の多い中国人の方がよく分かる事なのでしょう。
どんなに高層ビルが建ち並び、発展しても追いつかない日本。
だからこそあんなに暴れるのだろうなと。