中国は、国として謝罪し賠償すべき=反日デモで自民幹事長代理
自民党の安倍幹事長代理は、中国での反日デモ拡大について、中国は国として謝罪し賠償すべきであり、その責任があるとの認識を示した。
外国プレス向けの定例記者会見で述べた。
反日デモが拡大する中、日本政府の謝罪と賠償要求に応じない中国政府の姿勢について、安倍幹事長代理は、「ジュネーブ条約によって、各国は各国にある大使館を保護する義務が課せられている。中国がしっかりその責務を果たしているかというと、そうではない」と述べ、「国として、謝罪し賠償すべきであり、その責任がある」と語った。
(中略)
4年目を迎える小泉政権のとるべき外交政策については、「外交を通して国益を追求し、確保していかなければならない。それには、譲れない一線がある。小泉外交の前の、長い間の戦後外交があり、そのゆがみが出ていると思っている。その中で積極的な外交を行うべきである」と述べた。東シナ海のガス田開発問題に関しても、「われわれは主張すべきことを主張してこなかった反省がある」と語った。
今までになく強気の日本。
中国人も楽しく反日していたものの、ようやく不味い状況だと言うことに気が付いて来たようです。
【香港】デモショック観光を直撃、日本人客急減
中国本土と香港の反日デモが、香港の観光業に暗い影を落とし始めた。19日付香港各紙によると、17日にデモが香港でも行われたことをきっかけに、日本人の香港ツアーキャンセルが相次いでいる。今年1~2月の統計では、日本人来訪者数は中国人、台湾人に次ぐ3位で、全体の5.7%。ゴールデンウィークの日本人ツアーグループ数が30%超落ち込むとの予測も出ており、観光関係者は「日本人の香港旅行が、新型肺炎SARS流行の後遺症からようやく立ち直り始めていたのに……」と頭を抱えている。関係者は「香港のデモは平和的で心配無用。日本人観光客は安心して来てほしい」と呼びかけるなど、事態悪化防止に懸命だ。
日本人観光客を取り扱う現地旅行代理店の団体である香港日本人旅客手配業社協会の蔡百泰理事長(百勝旅運会長)は19日、NNAの取材に対し「人数ベースで25%はキャンセルになった。グループツアーのキャンセルが多い」と影響の深刻さを語った。同理事長は17日に香港でデモが行われた後、日本人の観光に影響が出ることを警戒。日本の旅行代理店に「香港のデモは平和的。日本人や日本企業に危害を加える恐れはない。日本人は心配しないで、安心して香港に来てほしい」と呼びかけるなど手を打ったにもかかわらず、影響を防げなかったという。
■「誇張報道が影響」
蔡理事長は、若いあるデモ参加者がたまたま叫んだに過ぎない「日本は香港から出ていけ」という言葉を、日本の一部メディアがセンセーショナルに伝えてしまったことが、香港のイメージダウンを招き、旅行キャンセルの大きな要因になったようだとコメントした。同理事長は「デモ主催者も『私たちの不満の対象は日本政府の政策であって、香港にいる日本人や日本企業に矛先を向けることは絶対にしない』と強調していたし、実際に日系百貨店なども通常通り営業し、デモの影響は全くなかった」と、香港のデモが中国本土と違い平和的・理性的なことを強調。香港が日本人にとって、安心して旅行できる都市であることを訴えた。
香港入境旅行社協会の呉光偉会長も、既に10%の日本人グループツアーがキャンセルされたとした上で、「5月と6月は日本人観光客の数が2けた減となるかもしれない」と懸念した。同会長によると、かつては150グループぐらいあったゴールデンウィークの日本人ツアーは、今年はデモ前の段階でも100グループを割り込んでいた。それがデモを原因とするキャンセルで、さらに60~70グループまで落ち込みそうだとしている。来訪者数でみると、当初香港旅行を予定していた日本人の3分の1がキャンセルしたもようで、香港の観光収入は900万HKドル減るとしている。
呉会長は、「日中関係の今後の成り行きが、5月と6月の日本人来訪者数を決める」とコメント。「香港の反日運動が短期間で収束すれば、日本人来訪者数はすぐ正常な水準に戻るだろう。だが仮に収束しなければ悪影響は続く」と述べた。
ミラマホテル広報責任者の胡輝顕氏も、今月の日本人宿泊客は昨年同期に比べて約20%減る見通しと述べ、「反日デモが影響した」とみている。
■SARSのトンネル抜けた矢先に
観光関係者が今回の事態に大きな衝撃を受けている背景として、日本人来訪者数がようやくSARSの影から抜け出し、本格的に伸び始めた矢先だったというタイミングの悪さが挙げられる。香港政府観光局(HKTB)の統計によれば、04年の日本人来訪者数は112万6,250人で、SARS前の02年の実績139万5,020人を下回った。これに対し、04年の米国人来訪者数やオーストラリア人来訪者数は02年比で増えており、日本人の香港観光にとってSARS後遺症が長引いたことが分かる。
だが今年1~2月累計の日本人来訪者数は20万5,643人と、前年同期比49.2%もの伸びをみせており、SARSの影をようやく本格的に脱してきた。それだけに観光関係者は、今回のデモ・ショックを深刻に受け止めているようだ。
HKTBは「日本の一部の個人旅行客にはキャンセルがあるようだが、日本人グループツアーがキャンセルされたという報告は受けていない」と強調する一方、「反日運動が観光業に与える影響を、重大な関心を持って見守っている」とコメントしている。HKTBは事態悪化を防ぐため、日本語版ホームページに「香港は平常通り旅行を楽しめます」などとうたった呼びかけを掲載した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000020-nna-int
今更安全だと言ったところで遅いだろうと。
中国政府も友好第一と言っております。
反日デモ 中国が規制 「友好唯一の選択」 李外相強調
【北京19日井上裕之】中国共産党中央宣伝部などは十九日、北京の人民大会堂で、党、政府、軍の幹部ら三千五百人を集めた日中関係に関する情勢報告会を開催。反日デモが拡大する中、李肇星外相が両国の歴史摩擦などに触れつつ「日中友好が唯一の正しい選択だ」と両国関係改善の必要性を強調し「無許可デモなどには参加せず、社会の安定を保つべきだ」と促した。新華社電や中国中央テレビが伝えた。
中国ではこれまでデモに関する報道はほとんど行われておらず、国営メディアを通じた全国への反日デモ抑制方針の明示は初めて。中国指導部はデモを愛国行動として容認し被害への謝罪、賠償を拒みつつ、過激行為の横行、日本側での反中感情の高まりに危機感を抱き、事態収拾に本格的に乗り出した格好だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000017-nnp-kyu
さすが金に汚い中国人。
さっそくそろばんを叩いたか。
それにしても、韓国と言い中国と言い、日本に甘えているよね。