特定国への反対ではない 安保理改革で韓国大使
【ソウル2日共同】韓国の金三勲国連大使は2日、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに反対する立場を示した先の自らの発言に関し「(韓国)政府の基本的な立場は特定国の常任理事国入りに反対することではない」と述べた。韓国CBSラジオに出演して語った。
ただ金大使は、韓国は安保理改革案のうち、日本が求める常任理事国の増加案ではなく、準常任理事国を新設する案を支持していると強調。実現すれば「日本の常任理事国入りも阻止される結果になる」とも述べた。
金大使は3月31日、ニューヨークでの韓国記者団との懇談で「日本は資格がない」として常任理事国入りに反対する立場を示していた
日本のスルーっぷりどころか反発に面食らい、どんどん発言が弱気になっている韓国。
今頃特定国(日本)の常任理事国入りに反対ではないと言ったって遅いというの。
政府「日本の常任理事国入り阻止」
政府が日本の国連安保理常任理事国入りを阻止するため、日本が国連総会に提出する決議案否決に向けた具体的な行動に着手し、独島(トクト)および教科書問題で対立が激化している韓日間の外交戦が本格化する見通しだ。
金三勲(キム・サムフン)国連代表部大使は31日(現地時間)、「周辺国の信頼も得られず、歴史も反省しない国が国際社会の指導的役割を果たすことには限界がある」とし、日本の常任理事国入りに反対するという立場を明確にした。
金大使は同日昼、米ニューヨーク駐在の韓国特派員に国連改革に対する背景を説明しながら、このように述べ、「日本は安保理常任理事国入りの資格がないと見て、(日本が常任理事国に)ならないよう努力する」と強調した。
金大使のこうした発言は、これまで日本の常任理事国入り問題について直接的な言及を自制してきた政府が積極的な「阻止外交」に乗り出すことを明確にするものと解釈され、注目される。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/01/20050401000004.html
日本が常任理事国入り2段階戦略 韓国は阻止に全力
韓日間の外交戦が日本の国連安保理常任理事国入りをめぐり、米ニューヨークの国連本部で鋭く対立している。
◆韓国の阻止戦略
韓国は安保理常任理事国増設をめぐる中堅国家の会である「意志を共有するグループ(Like-Minded Group)」の力を集め、日本が積極的に進めている安保理常任理事国入り阻止に乗り出している。
「意志を共有する会」(旧コーヒークラブ)」は国連のアナン事務総長が提示した安保理拡大再編案のうち、常任理事国を増やさないモデルを支持しながら、安保理拡大再編は、国連加盟国が合意した上で進めるべきという立場だ。韓国とイタリア、アルゼンチン、パキスタンなどが参加する「意志を共有する会」は、今月11日現在まで立場を決めていない国家の政府高官を招いて非公式の会合を開く。
◆日本の常任理事国入り戦略
日本はドイツ、ブラジル、インドなど常任理事国入りを目指す「G4」の国々と力を合わせて国連加盟国を説得している。「G4」各国は先月31日、ニューヨーク・マンハッタンのミレニアムホテルで国連加盟国の外交官らを招き、自国の立場を説明する行事を開いた。
日本は6月頃、新規安保理常任理事国の国家名は明示しないまま、安保理常任理事国数を6か国増やし、地域別の議席数(アジア2つ、アフリカ2つ、米州1つ、欧州1つ)だけを定めた決議案を国連総会に提出し、先に可決させるという戦略だ。その後、国連総会で投票を行い、6か国を改めて選定する2段階プロセスで安保理常任理事国入りを目指している。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/04/01/20050401000075.html
これは昨日の記事。
もうぐだぐだ。