韓中260人、日本の教科書歪曲に対し損賠訴訟
韓国人と中国人260人が、日本愛媛県教育委員会が日本の過去の歴史を美化した中学歴史教科書を採択し精神的被害を受けたとして、加戶守行知事などを相手取り1300万円の損害賠償と謝罪を求める訴訟を30日、松山地方裁判所に起こした。原告団には「過去史清算・国会議員の会」の会長であるヨルリン・ウリ党の姜昌一(カン・チャンイル)議員をはじめ韓国の国会議員55人が含まれている。
原告団は訴状で損害賠償以外に「韓国と中国国民に大きな苦痛と悲しみを与えたことに対し、愛媛県知事として心からお詫び申し上げます」という内容の広告を韓国と中国の主要メディアに掲載することを求めている。
また原告団は、愛媛県が「新しい歴史教科書をつくる会」が中心になって編纂した扶桑社版歴史教科書を01年県立養護学校、02年県立中高一貫学校の教科書として採択し、「日本のアジア侵略を正当化・賛美し精神的な苦痛を与えた」と主張した。加戶知事は旧文部省政務官出身で、歪曲歴史教科書の採択を主導する「新しい歴史教科書をつくる会」を支援している人物だ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/03/30/20050330000077.html
訴訟されたことで精神的苦痛を受けたと訴えるのはあり?