シンポジウム「外国人の社会参画のこれから」
~東京都管理職選考国籍条項を是とする2005年1月26日最高裁大法廷判決を受けて~
最高裁判所は2005年1月26日、東京都採用の保健師が日本国籍を有しないことを理由に都の管理職選考を受験できないこととされた事件について、在日韓国人である原告の請求を一部認めた東京高等裁判所の判決を破棄し、請求を全部棄却する判決を言い渡しました。
日弁連は、第47回人権擁護大会(2004年10月8日)で採択した「多民族・多文化の共生する社会の構築と外国人・民族的少数者の人権基本法の制定を求める宣言」の中で、永住外国人等の方々への地方参政権付与、公務員への任用など、立法・行政・司法への参画を広く保障するために必要な施策の実現を求めていますが、今回の最高裁判決を受けて、さらに議論・検討を深めていく必要があると考え、下記のようなシンポジウムを企画いたしました。
判決の意義、地方公共団体の公務員任用・昇任のあり方、そして外国人の社会参画の今後について、皆さんとともに考えていきたいと思います。
一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
東京都管理職選考国籍条項訴訟大法廷判決に関する会長談話
日時 2005年3月30日(水) 18:00~20:00
場所 弁護士会館17階 日本弁護士連合会 1701ABC会議室
(地図参照)
東京都千代田区霞が関1-1-3 東京メトロ 霞ヶ関駅 B1-b出口
出演者 ■ パネリスト
鄭 香 均 氏 (東京都管理職選考国籍条項訴訟原告)
金 敬 得 弁護士 (東京都管理職選考国籍条項訴訟原告代理人)
江 橋 崇 氏 (法政大学法学部教授)
丹羽 雅雄 弁護士 (日弁連人権擁護委員会第6部会長)
■ コーディネーター
水野 彰子弁護士 (日弁連人権擁護委員会委員)
市川 正司弁護士 (同上)
■ 総合司会
高 英 毅弁護士 (日弁連人権擁護委員会委員)
師岡 康子弁護士 (同上)
http://www.nichibenren.or.jp/jp/event/050330.html
人権擁護委員
ほら居た!
これで人権擁護法案が可決されれば、どういう事になるのか。
まあ、予想は付きますね。