拝啓 (??? 送って來れ・・・・・・寫眞)
?もふけて一層寒くなって來た 其の後お變りはないかね
家族一同皆元氣だから 安心して何事をするにも良く氣を附けて
一生懸命に働いて 來年の七月無事到着するやう 心から祈って居る
此の前手紙したのだが 受け取ったのかお母さんは日々心配して居る
度々手紙を出して來れよ 此れも御國の爲だから眞面目に働いて來れ
無事到着する迄 體を大切にしなさい 在様奈良 ????
深淵さんがテキスト起こししてくださいました。多謝!
動員された息子の死知らず母が送った手紙 60年ぶり日本で発見
「日も短くなり、ますます寒くなりました。みんな元気だから安心してください。何をする時も、注意深く一生懸命やりなさい。来年7月には無事帰れるよう祈っています。この前手紙を送ったけれど、ちゃんと受け取ったのか毎日心配しています。たまには手紙を書きなさい…真面目に働きなさいね。無事帰ってくるまで身体に気をつけて」
韓国の母が日本の製鉄所に強制動員された16歳の息子に約60年前に送ったはがきだ。しかしこのはがきは「天国に送る手紙」となった。息子は既にこのはがきが届く5か月前にこの世を去っていたからだ。息子の死亡日時は1944年7月15日で、母親が送ったはがきの消印の日付は1944年12月25日だった。
これは最近、「日帝強占下強制動員被害真相究明委員会」(全基浩(チョン・ギホ)委員長)が日本で強制動員犠牲者の遺骨の実態を調査した際、遺骨と共に発見されたはがきだ。受取人は1928年生まれのク・ヨンソク(日本名:都元栄治)さんだった。
同委員会の崔鳳泰(チェ・ボンテ)事務局長は「このはがきは、日本が当時、強制動員した朝鮮人が死亡しても家族に通知しなかったほど、非人間的な待遇をしたという間接的な証拠」と指摘した。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/02/25/20050225000084.html
「…」の部分、写真を見てもらえば分かると思いますが、
「
お国の為だから真面目に働いて 」
と、書かれていますね。
日本人として普通に働きに行っていた事を示す証拠です。