フセイン元大統領、投票資格あったが投票せず
[バグダッド 1日 ロイター] 関係者によると、30日行われたイラク国民議会選挙でフセイン元大統領は投票しなかったが、投票所に行けば投票できたという。
フセイン元大統領は人道に対する罪と虐殺容疑で起訴されているが、有罪が確定していないため、前科のないイラク国民として投票資格があった。
イラク選挙管理委員会の報道官は「フセイン元大統領が投票したかったのならば、投票資格があった。しかし、彼は個人的に投票所に出向く必要があった」と述べた。
今回の選挙では在外投票があったが、国内での不在者投票制度がなかった。
「投票せず」ではなく「投票出来ず」だと思いますが、それは兎も角イラクでは犯罪暦があると投票資格が無くなるのでしょうか。
ちなみに日本では、投票権に犯罪暦は関係ありません。
留置場に収容されていても、不在者投票という形で投票することが出来ます。
例えオウムの松本智津夫(麻原彰晃)でも、国籍を持つ者の権利として投票権を持っています。
よく在日の人たちが日本社会に貢献している事を理由に参政権を求めていますが、日本に国籍が無い為、投票権がありません。(韓国では在日韓国人は徴兵を免除されている為、国民としての義務を果たしていない事を理由に在外投票が行われていません。つまり祖国の選挙にも参加できない。)
と、ここで問題。
現在イラクを事実上統治しているアメリカ兵には投票権がありません。
これは差別ですか?
現在イラクの復興に尽くし、貢献している自衛隊員にも投票権がありません。
これは差別ですか?