アジア女性基金解散へ=けじめ果たせたと村山氏=差替
元従軍慰安婦への「償い金」支払い事業などを行ってきた財団法人「女性のためのアジア平和国民基金」(アジア女性基金)の理事長、村山富市元首相は24日、東京都内で記者会見し、2007年3月末で基金を解散する方針を明らかにした。
村山理事長は、フィリピン、韓国、台湾、オランダ、インドネシアの5つの国、地域での「償い事業」が07年3月に終了することを理由に挙げ「従軍慰安婦問題のけじめは果たすことができたと思う」と語った。
しかし、償い金の原資が民間の募金だったため「日本政府が公式に謝罪し補償すべきだ」として受け取りを拒否した人も多い。高齢になった元慰安婦から基金が相談を受けるケースもあり、事業終了後のケアをどうするかという課題も残っている。
すぐ返せ!今返せ!全部返せ!
…と言うと黙ってしまうところが彼らの本音を現していると思う。