プリチャード氏「北朝鮮崩壊時は中国に吸収可能性高い」
第1期ブッシュ政権で韓半島和平担当特使をつとめたプリチャード氏は13日、「韓国が金正日(キム・ジョンイル)総書記を過度に支援しているという印象を米国に与えないのが、何より重要だ」と述べた。
プリチャード氏はこの日、ヨルリン・ウリ党のシンクタンクであるヨルリン政策研究院が主催した「北東アジアの平和と繁栄のための国際シンポジウム」で、「開城(ケソン)工団と係わる電力供給網の建設や鉄路拡張、港湾、道路施設など平壌(ピョンヤン)に利益をもたらすと見られる韓国の特定方案に対し、ブッシュ政権が制限を加える可能性がある」としながら、このように述べた。
また、「北朝鮮が崩壊すれば、二つの韓国が統一されるだろうとほとんどが仮定するが、北朝鮮が中国に吸収される可能性がさらに大きい」と見通した。
プリチャード氏は「北朝鮮は燃料と生活必需品の相当数を中国に依存しているため、吸収過程は実際、極めて順調かつ自然である可能性がある」とし、「中国は全面的な(北朝鮮)吸収を正当化するため、満洲と北朝鮮がはじめから中国領土だったということを立証する趣旨で、北東アジアプロジェクトチームによる学術的研究を適切に行うだろう」と述べた。
クリントン政権とブッシュ政権第1期で北朝鮮問題を扱って来たプリチャード氏は、現在米国ブルキングス研究所の客員研究員として働いている。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/01/13/20050113000054.html
よく事情を知らない人ならともかく多少分かっている人は、北崩壊後は中国に吸収されるだろうと予想しています。韓国には北を支える力は到底無く、太陽政策は来るべき日を先延ばしにしているだけ。彼らは日本を当てにしているわけですが(お詫びと賠償で資金援助を求める予定)、統一資金を日本が出す根拠は無く、期待はずれに終わるでしょう。(日本から搾り取ろうとがんばっている人たちはいますけど)
中国にとっては北をコントロール下に置く状態が一番都合がいいのですが、今の北は中国の言う事すら聞かない。また資本主義国にする訳にはいかない。とすると、中国国内に取り込んでしまうのが一番なんですよね。
日本にしてみれば、統一してくれればそれに越したことは無いけれど、特に固執する理由は無い。むしろ纏まってくれたほうが楽かもしれない。(それなら資金援助を求められることも無い)
そうすると統一を願っているのは韓国だけ。でも当の韓国人もそんなに望んでいない感触です。
でも中国に吸収となると半島情勢が荒れるんですよね。
自衛隊が日本を守るのに多くの制約を受けている現在それはちょっと困るなあ。
早く法改正してくれるといいんですけど。
困るといえば在日の人たち。
特永資格は統一するまでという名目で与えられているんですね。
これがどういう扱いになるのか。
また「生活基盤が」と言い出すのでしょうけど、不自然な制度はきちんと廃止しないと。
その辺も日本は頭の痛い問題を抱えることになります。