「蔵から人情」
◆援助の規模を見ると、「蔵から人情」という諺が実感される。当初1500万ドルの援助を発表した米国は後に2000万ドルを増額して3500万ドルを援助した。日本を意識したかどうかは知りえないが、金額上では経済大国1位と2位の面目が保たれたわけだ。欧州連合(EU)は「3000万ドル+国家別追加援助」を選択し、被害地域に近いオーストラリアも770万ドルで体裁を守った。東京のある外交筋は、「日本の大規模援助は、国連安全保障理事会への進出のために支持勢力を増やすうえで役に立つという計算も作用しただろう」と話した。
◆韓国は、援助発表が遅れただけでなく金額も60万ドルに過ぎず、体面も取り繕うことができなかった。遅れて200万ドルに増やしたが、東南アジアとの関係を考えると相応の水準だとは言い難い。援助金額の決定にも国際政治と国家利益の論理が作用するのが現実だ。無論、豊かでもない境遇で無理に多くの金を出せば、国際社会の物笑いになるだけだろう。直ちに力がないなら、空いている蔵の隙間を埋める努力からすることだ。
東京=朴元宰(パク・ウォンジェ)特派員parkwj@donga.com
http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2004123047958
日本にとっても1500万ドルは大金。
それだけの大金を面子や体裁のために使うのでは国民の理解は得られない。
災害救助は人の命を救う為に必要とされているもの。
つまらない自尊心の為に行うものではない。
どんな理由であれ、韓国の援助金は被災地の役には立つだろう。
お金はお金だ。
だが、それとは別に韓国は下種だと思う。