「ソウルですか?」 北の保衛部員が携帯に電話
▲「ソウルですか? ここは保衛部です」
ソウルに居住する脱北者のシン某さんは先日、携帯電話をもらってびっくりした。相手は自分が北朝鮮保衛部員(警察)と名乗った。この保衛部員は北朝鮮から電話をかけているのだとし、今、シンさんの友人を捕まえていると言った。
友人の名前など説明は正確に一致した。保衛部員はドルを送ってくれれば、友たちを釈放する言ってきた。保衛部員はシンさんが中国でその友人と会った時に密かに渡していた携帯電話を奪って電話をかけてきたのであった。
▲「書類送るから、送金しなさい」
脱北者のイ某さんは北朝鮮からかかって来る電話が煩わしい位だ。イさんもやはり、去年中国で会った北朝鮮の友人に中国の携帯電話を渡しているが、これらの人たちが北朝鮮に戻ってから頻繁に電話をかけているためだ。
北朝鮮の友人は脱北者が巨額を手にしていると考え、各種の書類や資料を渡すから、カネを送ってくれと要求している。
▲外部世界との通路
中国延吉に住む在中同胞のキムさんは最近、北朝鮮の友人から韓国の連続ドラマ『張吉山』のビデオテープを取り急ぎ送って欲しいという連絡を受けた。『張吉山』はこのごろ、北朝鮮内で密かに高い人気を集めている。
リスクの少ない中国側への電話は極めて頻繁に行われていると伝えられた。最近、北朝鮮の友人と電話で話したある脱出者は、「北朝鮮住民らた米国の北朝鮮人権法案についてとても知りたがっている。『北朝鮮を脱出すれば米国に行くことができるのか』などの質問をよくする」と言った。
国境地帯の住民らは外部世界の動向について多くのことを耳にしており、韓国と携帯電話がつながればあらゆる質問を投げかける
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/12/02/20041202000057.html
なんとなく、呑気な感じがするのは私だけでしょうか。