センター試験、「強制連行」出題に抗議のシンポ
今年1月の大学入試センター試験の世界史の問題で、第2次大戦当時の言葉としてはなかった朝鮮人の「強制連行」を確定的な史実として出題したことに抗議するシンポジウム「裁判だ!訴えるぞ 2004~こんなセンター試験もうイヤだ!朝鮮人強制連行なんてなかった~」(早稲田大学国策研究会主催)が6日、東京都新宿区の早稲田大学で開かれた。
パネリストで「救う会」副会長の西岡力氏が「当時は労働力不足。望んで日本に来た人も多く強制はなかった」と指摘。藤岡信勝・拓大教授も教科書に「強制連行」として掲載された写真が「壮行会」の写真だった例などを挙げ「強制連行は80年代に一部マスコミが使うようになった、奴隷狩りをイメージさせる糾弾のための言葉。そうした奴隷狩りはなく、試験問題に出してはいけない言葉だ」と批判した。
(11/07 08:15)
http://www.sankei.co.jp/news/041107/sha025.htm