高台移転に2兆1千億円 宮城県「現行では実現不可能」
宮城県が、津波被害を受けた12市町で計画する集団移転や区画整理の事業費を、総額2兆1千億円と試算したことが分かった。約8600億円が12市町の負担になり、12市町の当初予算総額の4倍になるという。
同県の村井嘉浩知事が11日の復興構想会議で提示する。菅政権は津波対策で高台移転構想を掲げるが、県は「このままでは12市町すべてが財政再生団体に陥る。現行制度では実現は不可能」としている。
宮城県では、集落ごと高台や内陸へ移転する「防災集団移転促進事業」や、被災地区を災害に強い市街地に再生する「被災市街地復興土地区画整理事業」を12市町が検討している。
http://www.asahi.com/national/update/0610/TKY201106100682.html?ref=rss
うーむ、これさあ、復興事業は地元に予算も人材も権限も渡しちゃって、自分達の好きなようにやってもらったらどうかと思うんだが。
いやね、都会的な発想の「住居と職場が遠く離れていて毎日通う」方式を、田舎に当てはめようって時点でどうなのかなと。