<福島第1原発>汚染水流出は「格納容器から」…安全委見解(毎日新聞社) - エキサイトニュース
枝野幸男官房長官は28日午前の記者会見で、東電福島第1原発2号機のタービン建屋地下で見つかった高い放射能を帯びた汚染水に関し、政府の原子力安全委員会(班目春樹委員長)が取りまとめる見解の原案を明らかにした。安全委の見解によると、汚染水は「一時溶融した燃料と接触した格納容器内の水が何らかの経路で直接流出したと推定される」としている。
安全委は同日午前に開いた委員会で、ほぼ原案通りの見解をとりまとめた。それによると、格納容器内の水が今後も漏れ続けたとしても、屋外から実施している2号機炉心の冷却は、継続可能と判断した。ただし、今後の作業を継続するためにも、「汚染された水たまりの処理を速やかに実施し、作業員の放射線管理に十分な配慮をすることが必要」とした。
一方、1、3、4号機のタービン建屋で見つかった水たまりについては、格納容器から蒸気として出てきたものが凝縮したり、放水で希釈されたりした影響を受けたと推定した。
これ、格納容器から色々繋がっている配管のつなぎ目がやられたんじゃないかといわれてる。
格納容器本体はまだ大丈夫の模様。
再臨界は、条件が揃えてやらないと起らない(水の中でペレットを一定間隔で並べてうんぬん)ので、100%大丈夫とはいわないけれど、まず起きない。
日本人は元々ヨウ素過剰だから甲状腺癌の発症率が高い。
けどそのおかげで放射性ヨウ素は蓄積されにくく、放射性由来の甲状腺癌発症リスクは他の人種より低い。
最近騒がれ始めたプルトニウムだっけ?あれは比重が重いからあまり遠くへは飛ばないし、放射線量が少ないので皮膚についても被曝しない。体内に入らなきゃ大丈夫。
半減期の短い核種ほど単位時間当たりの放出線量は大きい。
半減期(ハーフライフ)とは、確率論的に核種が崩壊して半減するまでの時間を表したもの。
半減期が短いということは核種の崩壊が激しいということであり、単位時間当たりの放射線量も大きくなる。
そのため、一般に劣化ウランと呼ばれるウラン238の放射線量はごく微弱なレベルであり、
少なくとも体外被曝における健康被害はほとんど無視できるレベル。
【半減期】
クリプトン90----------32.3秒
キセノン138----------14.1分
フッ素18-------------109.8分
テルル132-----------3.204日
ヨウ素131------------8.04日
テルル129-----------33.6日
ポロニウム210--------138.4日
ルテニウム106--------373.59日
コバルト60-----------5.27年
水素3---------------12.3年
プルトニウム241-------14.0年
ストロンチウム90-------28.8年
セシウム137----------30.0年
ラジウム226----------1600年
プルトニウム239-------2.4万年
ウラン235------------7億年
ウラン238------------45億年
俄仕込みの知識だから、自分で確認してね