韓国がまた射撃訓練！

韓国が過去最大の射撃訓練へ、朝鮮半島情勢は再び緊迫

韓国軍は２２日、北朝鮮との軍事境界線付近で過去最大規模となる実弾射撃訓練を２３日に実施する方針を明らかにした。

　訓練には迫撃砲や戦闘機が使われるほか、平時の訓練としては過去最多となる兵士が参加する予定。朝鮮半島本土の韓国側の軍事境界線付近で行われる。

　また、韓国国防省のメディア担当者はこの日、朝鮮半島の東岸沖で３日間の予定で実弾射撃訓練を実施すると述べた。詳細は明らかにしなかったが、聯合ニュースによると、訓練は北朝鮮との軍事境界線の南約１００キロの水域で行われ、少なくとも６隻の艦船が参加するという。

　朝鮮半島情勢をめぐっては、北朝鮮が今週に入り、平壌を非公式に訪問していたリチャードソン米ニューメキシコ州知事に対し、国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の査察受け入れ方針などを表明。同国の核問題をめぐる６カ国協議再開に道が開けたとの観測が浮上したほか、韓国・延坪島への砲撃で高まっていた両国の緊張感が、ひとまず緩和したという見方が広がっていた。

　韓国軍当局者は、延坪島への砲撃が軍事演習実施の要因かとの質問に対し、「そうだ。砲撃に対する武力の誇示になる」と述べた。

　延坪島への砲撃は、１９５３年の朝鮮戦争休戦以降で初めて行われた韓国陸上への攻撃で、韓国側には４人の犠牲者が出ていた。

　韓国軍は２０日、延坪島で実弾射撃演習を実施。この演習の前、北朝鮮は韓国が予定通り砲撃演習を行った場合は韓国を攻撃すると警告し、朝鮮半島が本格的な交戦状態に突入するとの懸念が膨らんでいた。ただ、演習実施後は、朝鮮中央通信社（ＫＣＮＡ）が北朝鮮軍の発表として、実弾射撃演習は反応に値しなかったと報じている。

　北朝鮮にとって最大の支援国である中国は関係各国に対し、対話による問題解決を呼び掛けており、北朝鮮に対しては、ＩＡＥＡの査察受け入れの再開を求めている。韓国軍による実弾射撃訓練の計画について、中国外務省からのコメントは得られていない。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-18740820101222

あー、まだやってたんだ