韓・米FTAで「米国産日本車」が笑う
米国産日本・ドイツ車価格競争力非常に高くなる
「ソナタとカムリ国内価格5年後にはほとんどが差ない」
現代・起亜車国内営業本部は7日「米国産日本・ドイツ車」の現況と今後の販売拡大展望に対して緊急分析に
入った。韓・米FTA妥結にともなう米国産自動車の価格競争力向上効果が米国車ブランドより日本・ドイツ車
ブランドに集中すると見ているためだ。
現代車グループのある高位役員は「日本企業などは韓国で最も多く売れる中型セダンを米国でも生産中」
として「FTA発効が予想される来年末から『米国産日本車』がはるかにたくさん怒涛のように流れ込む可能性が
ある」と話した。
実際、今年1~10月に輸入された米国産(Made in USA)自動車8157台の中でGM・フォード・クライスラーなど
米国自動車3社の車両は4486台で全体の54%に過ぎなかった。残り46%は日産・スバル・BMW・ベンツなど日本・
ドイツ社が米国工場で生産して持ってきた車両だった。
◆アルティマ・レガシー・X5・X6など発効直ちに3~4%価格引き下げ可能
日産の場合、今年1~11月に韓国で販売した車両3217台の中で73.4%である2361台が米国産だった。主力車種の
中型セダン アルティマが100%米国産であるためだ。 BMWも自社のSUVシリーズのX3、X5、X6を全部米国から
持ってくる。1~11月の販売量は1310台で同じ期間のBMW全体販売(1万5432代)の8.5%を占めた。同じ期間に
ベンツは中型SUV Mクラス222台、スバルは中型セダン レガシーと中型SUVアウトバック計222台を米国から
持ってきた。
これらの車種はFTA発効後、直ちに関税が既存の8%から4%に引き下げされる。スバルコリア関係者は「この
場合消費者価格が2~3%低くなる効果が発生するが業者によっては3~4%程度の戦略的な引き下げも可能だろう」
と話した。発効5年目からは無関税だから2015年以後にはこれらの車種を今より最大10%安く買うことも可能な
ものと見られる。(中略)
◆トヨタも米国産販売検討
トヨタ、フォルクスワーゲンも来年から米国産導入を計画中だ。特にトヨタの場合、輸入車業者の中で
韓・米FTAで最も大きい恩恵を受ける展望だ。トヨタは現在韓国で販売しているカムリ、カムリハイブリッド、
RAV4を全て日本で生産したものを持ってきているがこれらの車種は米国でも生産している。したがって為替
レート・現地需要状況によってはいつでも米国産の導入が可能だ。 韓国にまだ導入しないでいる大型セダン
アバロン、ミニバン シエナなども米国で大量生産している。
また、トヨタは来年3月に準中型セダン カローラを韓国で市販する。予想価格は2000万ウォン台中頃から
後半でその場合は2000万ウォンラインの現代車アバンテとの価格競争が難しい。しかし5年後米国産カローラが
無関税で入ってくる場合、2000万ウォン台序盤でも販売が可能だと予想される。米国産カムリも2000万ウォン台
後半で販売が可能になってソナタとの価格差が消えることになる。
フォルクスワーゲンコリアも「来年夏から米国で生産される米国型中型セダンの輸入を検討中」と話した。
米国型中型セダンはフォルクスワーゲンコリアが販売中である中型セダン パサートとは違った車種であり、
米国でソナタ・カムリなどと競争するために開発した戦略車種だ。国内に導入される場合、市販価格は3000万
ウォン台の中頃から後半と予想される。日産もやはり大型セダン マキシマとミニバン クエストの追加導入を
計画中だ。
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=101&oid=023&aid=0002212798
>『米国産日本車』がはるかにたくさん怒涛のように流れ込む
だーよーねー。