死傷者数に疑問噴出=南京の爆発事故、報道統制も-中国
【上海時事】中国江蘇省南京市で28日発生したガス爆発事故をめぐり、公式発表の死傷者数に疑問が噴出している。南京市当局は29日の記者会見で、爆発現場の解体作業中の工場から新たに3遺体が見つかり、死者は13人になったと発表した。しかし「100人以上の遺体が運び出された」などと語る目撃証言が後を絶たない。
29日の発表によると、13人が死亡したほか、重傷者14人を含む約120人が入院治療中。これに対し、上海の衛星テレビ局は28日夜「死者100人以上」と語る住民の目撃証言を伝えた。さらに、30日も「食堂の従業員16人のうち助かったのは1人だけ」(上海紙・新聞晨報)、「まだ10人以上が埋まっている」(湖南省紙・瀟湘晨報)などと、付近の住民や消防隊員の証言を基に死者数を疑問視する報道が相次いだ。
当局は死者の名前や年齢も明らかにしておらず、記者会見では死傷者数に関する質問への回答を拒否した。
一方で、地元メディアに対する報道統制を強化しているもようだ。分かりやすい紙面で定評のある国内最大の夕刊紙・揚子晩報も、事故発生以降、公式発表ベースの地味な扱いに終始。読者から批判が相次いでいるという。(2010/07/30-18:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010073000903
とても13人で収まるとは思えません↓※黒こげ死体あり注意!
http://www.youtube.com/watch?v=FoFFhEoAWW0