<はやぶさ>カプセル回収へ 豪の「聖地」に着地(毎日新聞社)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、地球へ帰還した小惑星探査機「はやぶさ」が切り離したカプセルの回収作業を始めた。小惑星イトカワの岩石が入っていると期待されるカプセルは14日夕方までに回収され、厳重な梱包(こんぽう)作業を経て、18日にも日本に到着する予定だ。
JAXAは14日午前、回収に向けた最初の作業として、豪先住民アボリジニの人々への説明を豪空軍に依頼、着地点への立ち入りなど回収作業への了解を求めた。着地点周辺がアボリジニの「聖地」にあたるためだ。
また、JAXAは同日、カプセル発見時の航空写真を公開した。13日深夜、豪空軍のヘリコプターから撮影した。低草が点々と生える赤茶けた砂漠の上に、耐熱構造のカバーが外れたカプセルが着地し、金属特有の光沢を放っている。カプセルは直径30センチ、高さ15センチ、重さ6キロ。傍らにはパラシュートがあり、予定通りに開いて着地した様子が分かる。着地点は、最終的に風で少し流されたものの、はやぶさの軌道などから事前に予測していた着地想定地域のほぼ中央だったという。一方、落下途中ではずれた耐熱カバーは引き続き捜索している。
14日午後には、研究者ら8人がヘリで現地へ向かい、カプセルの状況を確認したうえで回収する。現地のカプセル回収責任者、西田信一郎・JAXA研究開発室長は「カプセルの回収は予定通りに順調に進みそうだ。あとは耐熱カバーの発見を目指したい」と話した。
聖地に降り立つなんて、最後まで神がかってるよね。
昨日は興奮して眠れなかったw
はやぶさ関連貼り付けておきます。
はやぶさリエントリ+ビーコン音【NVS撮影】
【BBC】はやぶさ帰還報道
小惑星探査機 「はやぶさ」 地球に帰還 NASA撮影版
はやぶさが最後にとった映像です。
はやぶさは背中にカプセルをしょって地球に帰ってきました。
カプセルを落とす為に、はやぶさは地球に背を向けて飛んでいましたが、
技術者達は、最後に地球を見せてあげようと、神業運用で機体を反転させ、地球にカメラを向けさせました。
カメラもすでに耐用年数を越えた物です。
はやぶさは何枚かシャッターを切りましたが、殆どが真っ黒で最後に送ってきたこの一枚に地球が写っていました。
送信途中で電波が切れてしまったので途中で切れていますが。。。