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「日本の国粋化傾向が外国人参政権を阻む」 「日本に定着して数十年を暮らしても国籍を変えなかったという理由で差別を受けることが絶えず発生しています」 35年間、在日韓国人の参政権獲得運動の先頭に立つソ・ヨンダル日本桃山学院大学名誉教授。彼は「日本社会の国粋化傾向が国際化の方向に転換されない限り、在日韓国人の参政権獲得は難しいようだ」と残念そうにした。それとともに「一生歩いて来た道だからあきらめない。日本が真の国際化を志向して一流先進国の待遇を受けたければ外国人地方選挙参政権を許容しなければならない」と述べた。 先月27日、韓国で初めて出刊された彼の本「多文化共生志向の在日のある朝鮮人」(図書出版ムン)の出版記念会で彼に会った。彼はこの問題に関する限り、韓国も例外ではないと言った。「真の国際化のためには外国人が帰化しなくても5~10年くらい暮らせば社会構成員としての基本的権利を享受することができるようにしなければならない」と強調した。 ソ教授は1963年、外国人として初めて仕事をした4年制大学(桃山学院大学)に専任講師として任用された。その後、運命のように在日外国人権益伸長のための活動を始めたという。本来、会計学専攻学者である彼が外国人人権伸長活動を並行してきた過程が本に書かれている。高麗大学日本研究センター現代日本叢書の一つとして出版された今回の本には国際化時代に韓国人も心にとめて聞く部分が少なくない。世界のどの国でも外国人、多文化の共生問題が懸案となっているからだ。 http://japanese.joins.com/article/article.html?aid=129726&servcode=A00