フロリダ州キシミーの地元テレビ局が伝えるところによると、
子ども向けの玩具でオサマ・ビン・ラディンの顔写真の入ったものが
売られていてるのが発見され、地元の母親が激怒しているという。
問題の玩具は携帯電話型のおもちゃで、ディスプレイの部分に
オサマ・ビン・ラディンの顔写真が入り、その上部に「キング」(王)との言葉が施されシ
リアル番号として9011と記載されている。
この携帯電話のおもちゃは全長5センチほどの小さいもので、
ディスプレイ部分もさらに小さいがこどもを持つ親たちをぴりぴりさせている。
また、他にもWTCを連想させる二つのビルの間でビンラディンのような人物が
立っているものと飛行機が間に入っているおもちゃも発見され、
いずれもキャラメルのおまけとしてメキシカン食料品店で売られていた。
この二つのおもちゃを生産していたLisy Corp社では、14000個を回収。
この会社では「誰かを傷つけようとしたわけではなく(最初にクレームが出るまで)、
問題があると思わなかった」と話している。
これらの商品はLMIE社を通じてメキシカン食料品店に卸されていた。
最初の携帯電話のおもちゃを卸していた会社はEl Club Mexicano社で、
同社によれば2ヶ月前に流通をやめたというが、
この商品も輸入していたのはTWCタイプのおもちゃと同様にLMIE社で
「中国で生産されたもので、写真がビンラディンであることは気がつかなかった」
という。
(ABCアメリカン・バカコメディ振興会)