アグネス・チャン“無政府状態”ソマリアの衝撃を報告< 2010年2月25日 18:22 >
日本ユニセフ協会大使を務める歌手のアグネス・チャン(54)が、内戦で無政府状態が続くアフリカ・ソマリアの北西部ハルゲイサの視察を終え25 日、都内で帰国報告会見を行った。「おととい戻ってきたばかり。頭の中が整理されてなくて」と硬い表情で口を開き、難民キャンプや孤児院の現状を詳らかにした。現地では困窮する難民や、栄養失調に苦しむ子どもたち、FGM(女性器切除)の被害を目の当たりに。「ソマリアの複雑な状況が子どもたちを苦しめる」と衝撃に涙をこぼし、「国が落ち着くのを待つのは止めましょう。安定しなくても援助はする。子どもたちは育っています。戦争そのものにひざまずきたくない」と訴えた。
http://news24.jp/entertainment/news/1610613.html
アグネス・チャンさん:ソマリアの苦境 帰国報告で訴え
ユニセフ(国連児童基金)の国内委員会「日本ユニセフ協会」の大使としてソマリアを視察したアグネス・チャンさん(54)が25日、東京都内で帰国報告会を開き、「(内戦の影響などで)ソマリアでは5歳未満の児童の5人に1人が死亡するといわれる。どうしたら、一人でも多くの子供が生きていけるのか考えさせられた」と語った。
視察したのは、ソマリランド自治政府が実効支配する北西部の都市ハルゲイサ。ソマリアにはソマリランドのほか東部に「プントランド」と呼ばれる自治政府が存在するが、どちらも国際的に認められていない。アグネスさんは「ソマリランドの政府は軍事に予算の多くを割き、国際社会にも承認されておらず、援助が届きにくくなっている」と実情を説明した。
ソマリア北西部では現在、戦闘はないが、激戦地の南部から逃れてきた人たちが難民キャンプで暮らす。アグネスさんは、首都モガディシオから避難してきた女性の体験談を披露。女性は市民が首を切られて殺されるのを目撃し、「もう、誰が誰と戦っているかも分からない状態だ」と語ったという。【曽田拓】
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100226k0000m040095000c.html
ソマリランドは別の国といっていいほど治安が良いんだってね!